もっと基本的なことを申しあげますと、「世界は物質としてリアリティがあるように見え、しかも実際に存在しているように見えますが、実はそれは一種のホログラフィックな幻影にしか過ぎません。
正確にはホログラフィック(3次元映像)な映像と触感・匂い・音・味覚などの要素もその構成にかかわっています。つまり逆にいいますと、人間の五感(見る・聞く・触る・味わう・匂う)が、この世界を構成し、創りあげているのです。
ただ、この私たちが棲息する地球界は特殊な世界でして、波動が濃い世界と申し上げたらいいでしょうか、ある意味リアリティが濃いのです。ですから他の世界と重なっているといった実感を持つことが、かなり困難ではあるのです。
例えば、リチャード・E・バード少将が、北極で「地球内部の空洞に通じる穴に入った」と思われる体験をしておられます。彼の解釈(理解・判断)では「地球 内部の空洞に通じる穴に入った」と認識されているようですが、実際は「他世界・別世界=パラレルワールド」に迷い込んでおられます。もっと正確に申しあげ ますと、パラレルワールド(平行宇宙)をつなぐチューブのような特殊空間が彼の乗る飛行機の場所を通過しています。
その結果、一瞬です が彼は飛行機ごと別世界に入ってしまっています。ただ、現実世界では一瞬の出来事でしたが、そのチューブの中で彼は別な時系列に従っています。なおこうし た北極の現象は、結構あちこちで頻繁に起こっているということでした。浦島太郎伝説などもその一例です。
ただ、それを人類がどう解釈するかは、私たちの問題です。こうした現象は偶然起こることではなく(少しはありますが)、やはり何がしかの上の恣意(しい)があってのことなのです。
私たち人類は、これまで太陽系外であっても太陽系のように、太陽のような恒星が中心にあって、その周りに惑星や小さな天体が重力と遠心力のバランスで構成されているものだとばかり思い込んでいたのです。
しかし、この宇宙(オーム宇宙)に関しましては、太陽系の物理法則をそのまま全宇宙に反映させてしまうと、宇宙の創世から大きさや寿命などにいたる全てにわたって検証しなおす必要があります。太陽系の外では、地球の物理法則はほとんど適用されません。
この宇宙の果てのような所で、この宇宙の果てにある特殊なゲートから、星ごと持ってこられた魂が在るのです。そのゲートは、この(私たちの)宇宙とあらゆる「並行宇宙(パラレルワールド)」+「次元格差宇宙」を行き来するゲートです。
さて宇宙の果てという言葉が出てきましたので少し触れておきますが、「実はこの宇宙の果ては、宇宙の中心部との境目」にあるのです。そしてその「宇宙の中心部は、原理的に私たちには決して見ることができない」ようになっています。
宇宙に中心があり、果てがあり、しかもその中心部が原理的に見ることが出来ない宇宙のモデルとは一体どういうものなのでしょうか。現在の宇宙のモデルとはまったく相反するような構造を想像することがお出来になるでしょうか。
平行世界(パラレルワールド)のほぼすべてが、現在終末に向かって一直線なのです。唯一大アセンションの可能性を持つ世界は、ここに限定されました。ここのブログ「人間と宇宙 その3」で、次のように書いております。
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「今」この時期になって、無数にある多世界宇宙の中から、エホバと同調出来る「時空空間」に変更されたということは、「今回の宇宙で終了させてもよい」というだけの条件が整ったことになるようです。
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そしてこの世界がアセンションしますと、それは他の平行世界にも大きな影響を与えるのです。ですから私たちの存在意義は、ものすごく大きいものがあるともいえます。
パラレルワールドとは、一般的には私たちの世界とは異なる世界が、私たちの世界に近接して存在し、それが延々複数あるという概念です。また平行世界とも呼 ばれる環境ですが、私たちの世界と平行の位置にある――つまり「どこまでも交わることのな世界」という意味合いも含まれています。
それ は次元が違うという意味でもあるのですが、今ここではあまりそのことには立ち入らず、単純に私たちの世界に似た同じような多くの世界が日常交わることなく (でも何らかの関連性を持ちながら)、私たちの世界と同じように続いている――それがパラレルワールドという概念だと考えて下さい。
実際のパラレルワールドという世界とは、どの様な世界なのでしょうか?
まず私たちが日常を過ごしているこの世界――地球上の日本という国のどこそこの地域に住み、仕事をし、家庭を育み、生活をしています――は、特別な世界ではなく、パラレルワールドというこの字宙にほぼ無限にある世界の一つだということがいえます。
ただ、ここで誤解を招かないようにしておきたいのですが、実際にパラレルワールドは無限に近く存在しますが、私たちの次元に関わるパラレルワールドはそれほど多くはありません。実数からいいますとほぽ数千という数になります。
昔(確か高杉晋作が詠んだといわれていますが)、「三千世界のカラスを殺し、主(ぬし)と朝寝がしてみたい」という都々逸(どどいつ)がありましたが、こ れは「三千世界のうるさいカラスを殺してしまい、あなたとゆっくり朝寝をしたい」と訳します。いろんな意味がありますが、三千世界をこの世のすべてと訳す か、実際の三千世界と訳すかで、またお話は変わってくるのですが、パラレルワールドの観点からしますと、高杉晋作はパラレルワールドの実際を直感していた のかもしれません(元々三千世界という言葉は仏教用語から来ていまして、ある意味パラレルワールドを表した単語でした)。
さて数千のパ ラレルワールドとはこれまた(無限に近いという数からしますと)非常に少ないように思えます。 しかし、これは私たちの世界を基準としたパラレルワールドであり、他の世界にもやはり同じくそれぞれパラレルワールドが存在していますので(しかも上位次 元はもっとたくさんの世界を有しています)、この宇宙全体からしますとほぼ無限といってもいいかと思います。
さて、ここで頭の回転の早 い方ですと一つの疑問が出て来るはずです。それは「私たちの世界を基準としたパラレルワールドが数千あるのなら、その中の一つ一つの世界にもやはり数千の パラレルワールドがあるのではないか」、つまり最低でも数千×数千=数百万以上個の世界が私たち限定の世界でも存在するのではないかという疑問が出て来ま す。
実際はそうではないのですが、ここで私たちの世界限定のパラレルワールドの詳細を説明しておきます。
「宇宙全史的なパラレルワールド」 その2 につづく
sonokininatte55.blog.fc2.com/blog-entry-225.htmlその木に成って55さんちから転載しました。
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