パブシュカ様こんにちわ。
タミフルとラムズフェルトの関係については、その筋では有名なトピックです。麻生が景気対策として、タミフルを買い込むことをぶちあげた時にインフル騒ぎが扇動されるであったろうことは規定路線でした。
これもようするに経済戦争だと思います。
日本はこれによってお金をぶんどられました。
奥田様こんにちわ。
ガンの代替え療法については、私はそれに携わる診療科ではなく、勉強不足でコメントがむずかしいのですが、ひとまずはなぜガンになってしまったのだろうかという、根本的な生活歴の疑問から出発するのが今の私のガンへの理解です。あらゆる疾患にそういえるかもしれません。
しかし、そういう医療は全く儲かりませんし、病院もお金儲けができない「名医」はいらないのです。
かつて、フジテレビのアナウンサーの逸見さんが、「神の手」による大手術を受けました。「切れるところは全部切った。」などというテレビコメントは私も印象に残っています。ところがこれも近藤先生が言っていることですが、本当にあの手術は意味があったのだろうか、というか、かえって害だったのではないかと、そういう指摘は謙虚に聴く必要があると思うんですね。
なぜなら、手術にだって、お金はかかるわけですし、そのたびに、膨大な検査と器具を必要とする。術後は薬も使う、点滴もする。その割に医者に払われる「手術代金」は悲しいくらい安いのです。看護士、技師、事務等と分けなければならない。そのコストの多くが外資系企業の手に渡るとしたら、、、それも不当に高い値段で、、コクミンの皆さんはどう感じるでしょうか。無論、品質が良くて生命予後を良くするものであれば、いいのですよ。でも国内で作っても対してかわりようのないものまでわざわざ海外輸入、貿易黒字を埋め合わせるために、行われているとしたら、皆さん、納得がいきます?
場合によっては、その器具を使わせるため、その薬を使わせるため、権威者に賄賂を渡すこともあるでしょう。「研究費」の名目で。。
私は、つい先日も、某大学の偉い人とお酒を飲む機会がありましたが、「研究費」で、しこまれちゃいました。慣れっておそろしいですね。別に罪悪感ないんですよ。私も、その人達も。。自腹ではいかないような、とてつもなく値段が張るところ、、いやーうまかった、うまかった。。
かつては風俗まで世話してくれる、会社もありました。。
製薬会社にはMRと言って、薬のセールスマンみたいな人がいます。特に男性のトークの上手な奴は女医と個人的関係になって、薬を売り込む場合もあります。。(そのまま「責任とって」結婚した人もいますけど。。)
結婚できない職業、ナンバーワン、、である女医さん達は出会いを求めて彼らの蟻地獄に引き込まれるわけです。
製薬会社のねらい目、、それはもち、大学病院です。
特に研修医、、薬の使い方を知らない、無知な人たちへ、思いっきりすり込む。。
私もかつてすり込まれていろんな薬を使いました。
それは全くの善意でした。
先輩医師も推奨していました。無駄な薬を使うなという医師は希でした。
ある時など、適応がないと判断して、私が薬をつかわなかったばっかりに、教授から直接、怒鳴られたことがあります。
なぜなら、その薬はその教授が治験に関わっていたからです。
その後とんでもない副作用が報告されるようになりましたが。。
あの薬も一体、何百億かせいだのでしょうか。。
そして、夜ともなれば当たり前のように、製薬会社のお金で酒を飲んでいました。
それなのに、「この器具、使いにくいなぁー。」とか「この薬ダメだね。」なんて言えますか?逆にそれを言うときは「もっと賄賂もってこい。」と言う意味だと、会社の人たちは解釈します。
保護主義政策の結果、日本の医療業界が衰退するというのであれば、外資系に門戸を開くのも当然と言われるでしょう。ただそこに、コクミンの税金が不当に消費されているとしたらやはりこれは問題にしなければならない。経済戦争として、外交手段で戦わなければならない。
今のところ、日本はその戦争に、完全に負けていると言わざるを得ない。その結果が、根本的に日本の医療を衰退させていると私は解釈しております。
[1601]ご紹介 投稿者:後藤投稿日:2010/03/17(Wed) 03:29:53
初めまして。入会したての会員番号6022番後藤と申します。
この掲示板では医師不足の問題、膨大な税金をつぎ込まれている薬剤などの問題が論じられています。
本掲示板の趣旨は「医療に関するさまざまな問題を学問的に議論するところ」と指定されているます。その趣旨に従って議論するためのきっかけとして以下の著書を紹介します。これは会員であるLEE医師が最近著した本です。治療は無作為化対照試験(RCT)と証明医療(EBM)をベースとして、日本における医療の問題点を具体的に指摘していらっしゃいます。
私は、白血病になり初発から数えて3年の闘病の間、LEE医師のblogに触発され素人ながら「がん」のこと(特に自分が罹った白血病)を学びました。現在は最終の治療を終えてから一年以上寛解の状態を継続しています。この体験を振り返るとこの白血病になったことで医療のことを学ぶ機会を得たことを感謝しています。
日本の医療のありようを医師を代表とする供給側、そして患者側(需要側)とこの双方にそれぞれの立場でそれぞれの領分があり、その領分の中である一定の知識が求められていると考えています。このバランスが悪いと経済原理や感情に強くひきつけられて、結果多くの問題を引き起こすのではないかと考えています。自然環境の一部といえる身体という複雑なシステムを理解するひとつの方法が科学(医学)であると考えます。
また患者は社会的つながりを持つ「人間」であるわけですから必ずしも科学で説明できない部分も多いわけです。一人の患者として個性を発揮しつつ闘病すると、より幸せな人生になるのだろうと考えております。
「癌患者を救いたい」―PSA検診のウソ― 李 漢栄 (著) 六然(りくぜん)社刊
貼り付け終り。
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