3月 17日の未明から下痢が始まり止らない。翌日には、激しい口渇(symtom=自覚症状)、
そ して乏尿と頻脈(sighn=他覚的症状)があらわれ、明らかに脱水症である。放置すると、腎血流が遮断し急性腎不全に陥る。どのくらい放置すると腎不全 になるのかは定かではないが、嘔吐後に 2日間昏睡に陥り、3日目受診時には透析が必要な腎不全になっていた症例(若い男性)をだいぶ前に経験した。診断には、尿比重が役に立つ。
担当医は手を離せないので、代理の医師に脱水症であることを伝え、すぐにスポーツ飲料あるいはソリタ T3号(500ml)(維持輸液の定番、何とか 3号を冠したジェネリックが多くある)の注入をお願いしたが埒があかない。スポーツ飲料は鼻から論外のようで、ようやく、ソリタの原末ならあるというので 注入をお願いしたら、何と 100ccの水に溶くという、これでは脱水を助長する(高張液なので)。看護師に 600ccの水に溶いてもらって事なきをえた。代理の女医は捕液のイロハを知らないことを知った。
脱水症が治ってから、異様な倦怠感にみまわれた。これは、脱水というストレスで Vit B1と B12が消耗され、その欠乏による症状である。担当医に B1とB12の欠乏症なので注入をお願いしたが、注入液中に十分に含まれているので…とのこと。婉曲的に内科書(Harrison's)に記されているこ とを伝えると注入の指示をいただいた。無論、倦怠感はすぐに消失し、元気満々になった。
仔細なことだが、看護師は注入量が多いと下痢が止まらないと信じ、担当医はしきりに点滴をすすめていた。
blog.livedoor.jp/leeshounann/archives/51957235.html敬愛するリー先生ちより転載しました(改行は勝手にやりました)。
*頑張れ! 頑張れ!!
貴重な人体実験・治療レポートです!
・千早さん
『止めろよ原発!』 - みんなで歌おう 反原発ソング
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