ここでいう(抗がん剤)化学療法は、殺細胞効果を期待したものではなく、放射線療法の効果増強(増感作用)を目的に用いられる。
FP-Radiを受けることになった。Fは 5-FUのことで、その誘導体をを含め古くから、消化器がん治療の要であったが、今だかつて有効性は一度も示されていない。5-FUは 5日間持続点滴で、少量なので副作用は考えられない。
Pは
シスプラチンで、 比較的高容量(体表面積あたり 70mg)を 2時間で投与する。制吐剤なしにこの量を投与すると、すざましい悪心・嘔吐をひきおこす。シスプラチンは、他の殺細胞性抗がん剤と異なり、骨髄への毒性が低く、腎毒性が主な容量制限因子である。腎毒性は、尿細管内の Clイオン濃度が高く保たれていれば予防できるので、シスプラチン投与前後の輸液が重要となる。
さて、市民病院のプロトコールに目を通すと、投与前日の意 味不明の点滴、そして投与前の補液量が少なく放射線照射と同期していない(同期させたほうが効果が高まる)。早速これらは、改めていただいた。
いざ、シスプラチン投与を受けてみると、全く嘔吐はなく、悪心すら感じなかった。制吐剤進歩のおかげである。
blog.livedoor.jp/leeshounann/archives/51956776.html敬愛するリー先生ちより転載しました(改行は勝手にやりました)。
*頑張れ! 頑張れ!!
・千早さん
『止めろよ原発!』 - みんなで歌おう 反原発ソング
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