副島隆彦さんの学問道場、会員制ブログ
『近代医学・医療掲示板』より転載貼り付けします。 貼り付け開始。
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昨日のETV特集、胃ろうの功罪 投稿者:おじいさん
投稿日:2010-07-26 16:17:35
みなさん、こんにちわ。
ひとりで投稿している状態ですが、ずうずうしくがんばります。
昨日、7月25日の午後10時から、NHKのETV特集、みました?
胃ろうの功罪について、けっこうまんべんなく、実情をレポートしていたので、評価したいですね。
とはいっても、、遅すぎる。。
簡単に言うとこういうことです。
ほとんど社会的には亡くなっているひとが、延命治療によって生きながらえている。そして、それは「社会保障費」として予算を圧迫し、財政が持たなくなってきていると。。
胃ろう(口から食事ができなくなった人にお腹から胃へ穴をあけて栄養剤を注入する治療)が高齢者の生命予後を極度にのばしたのは事実だと思います。
どんなことをしても生きていてほしい。
そう願う家族の気持ちもわからないではないです。
ましてやそれが自分の子供だったりしたら、どうでしょう。。
当然、子供にも不治の病はあります。
でもどうにかして助けたい、そう思う親の気持ちは十分肯定できるものです。
お年寄りはどうでしょうか。
これらはとても難しい問題です。むずかしいですが、むずかしい、むずかしいといって、問題を避けてきた結果日本はとことん、腐ってしまいました。
こんなにやる気の出ない社会もあまりない。。
もちろん、パレスチナとか、アフリカ、東欧の一部とか、もっと悲惨な所はある。。しかし、今の日本の、特に若い人の、まるで活気のないこと、自分の頭で考えようとしないこと、結婚しないこと、子供の少ないこと、、それらはすべて、はっきりいって、その前の世代が自分の事ばかり考えてきたせいだと思います。
東大の女性の先生がおもしろいアンケート結果を公表してましたね。
ようするに医者は警察が怖くて延命治療するのだと。。
あれはね、あたってます。
ほんとそうです。
と言うことは年寄りは警察に感謝しなくてはなりませんね。
会社のコンプライアンスの問題も同じ根っこをもってますね。
こんながんじがらめ社会になったのも、米国様のせいでしょうか。。
そこの仕組みはよくわかりません。。
ただ、司法制度改革とリンクしているのではないかという、予想はありますが。。
まあいずれにせよ、年寄りが日本の財政を圧迫していることだけは間違いない。そして、それにのっかっている医者がいるのも間違いない。
胃ろうの第一人者が、テレビの作為はあるにせよ、倫理的に胃ろうをするのが正しいのか問いかけている。
鈴木先生、私がその解決法を教えてあげましょう。
あなたがその病院を止めて、胃ろう増設を一切やめることです。
。。。。。
じゃ、医者やめろって????
いえいえ、もっと他に解決法があります。
ようは、そうやって年寄りが生きながらえることに年寄り自身の経済力が十分追いついているわけですね。
だから、胃ろうの手術代を自費負担にして、胃ろう増設した患者の、入院費や介護費は高くすればいいのです。これで一気に解決です。
それにしても最近の家族は、医者が「患者様」だとかいっておだてるものだから、ほんと無理難題を押しつけてきますよ。
「食事」はいろんな病気の末期でとにかく問題になるんです。
これをどーにかしろ、と家族のうるさいこと、うるさいこと。。
不可能を可能にしろと、ほんとうるさい。
最近は自分の親の年金を当てにして、長生きさせろ、という家族も多い。。
特に親が公務員とかだったらけっこうな額の年金をもらえるから。。
若者はこんな世の中でどうやって生きろと言うのでしょうか。。
貼り付け終わり。
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