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★命を託している医療・薬剤の実体が知りたい その132   ☆ 健康的に寿命を延長する ― イースト菌からヒトまで

 第一級資料の宝庫、リー湘南クリニック院長ブログ『異端医師の独り言』さんより転載貼り付けします。貼り付け開始。

医学、科学論文の要約  2010年04月26日
☆ 健康的に寿命を延長する ― イースト菌からヒトまで
今月号のサイエンス誌の総説です。《カッコ内》は、僕の解説。本文は長く、専門用語だらけなので、ごく一部のみ紹介します。
要 旨
 イースト菌やゲッ歯類《マウス》の餌を制限する(dietary restriction)と正常食の場合より、長生きする。
 栄養感知信号伝達系を遺伝子操作、あるいは薬剤で抑制すると同様の効果がみられる。ゲッ歯類では、餌制限および栄養感知信号伝達系を抑制すると、発ガンや神経変性を含む、加齢に関連する機能低下や疾患の頻度を減少しえる。

 餌制限は赤毛サルで、寿命を延長し、そして糖尿病、ガン、そして心血管疾患を予防する; ヒトでは、加齢関連疾患を予防する。成長ホルモン受容体に変異があるヒトでは、発ガンと糖尿病はまれで、そして栄養感知信号伝達に変異があるヒトは長生きする。

 だから、食事制限および栄養感知信号伝達系の活性抑制は、同様の機序で加齢を遅延する(それらは、進化の過程で保存された)。ここでは、これらの発見とヒトにおける加齢関連疾患の予防への適用そして健康な加齢、そして《薬剤の》可能性のある副作用対策について論ずる。

 幾つかの【生物】での、餌制限の寿命延長効果《薬剤による延長効果は省略》
【イースト菌: 3倍】、【線虫: 2~3倍】、【ハエ: 2倍】、【マウス: 30~50%】、【サル: 寿命延長の傾向あり】、【ヒト:不明】

健康的に寿命を延長する動物実験での結果。ピンク線が寿命。

 飢餓状態(starvation)に置き、餌を制限していくと、寿命が短くなる。飢餓と餌制限(DR)の境界あたりが最も長寿。そこから、餌摂取量を正常に近づければ近づけるほど、短命になる。《ヒトに当てはめると、過食するとどんどん発ガンや加齢関連疾患が増え、短命になると予想される(実験動物に過食させるのは、不可能)。》 

 Fontana L. et al REVIEW Extending Healthy Life Span ― From Yeast to Humans Science 328: 321 Apr 2010
PS 老化の研究の、初の集大成は下の「Special Section 老化の研究:始まりの最先端」、Webで閲覧できるかもしれません。

Research on Aging: The End of the Beginning Science 299: 1339-1359 2003
リー湘南クリニック

貼り付け終わり。
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