fc2ブログ

人生は死ぬまでの暇つぶし  自然にその日を迎えるまで、サバイバル(健康・経済・社会情勢・天変地異・・・)  真実、真相、本質、一を知りたい

★命を託している医療・薬剤の実体が知りたい その122   ☆☆医学雑誌の質は良くなっているのか、悪くなっているのか?

 第一級資料の宝庫、リー湘南クリニック院長ブログ『異端医師の独り言』さんより転載貼り付けます。貼り付け開始。

一流論文の全訳 2009年09月30日
☆☆医学雑誌の質は良くなっているのか、悪くなっているのか?
Are medical journals getting better―or worse? という、ランセット誌の編集室コメントです。≪カッコ≫内は僕の解説。≪文法にとらわれない、難解な英語で、かなり意訳しました≫

「なぜ、そのような研究が続出するのか?」 先週、カナダ、バンクーバで開催された、第6回 peer review≪科学的観点から、厳密に原稿を審査すること≫と生物医学雑誌に関する国際学会の企画立案者である、JAMA≪アメリカ内科学会誌;ランセットと NEJMに次ぐ一流誌≫Drummond Rennie が、問うた。
 彼は、大昔の科学でみられた、根深い性バイアスに言及しながら、このバンクーバでも、何か、デジャブのようで、再現を感じる。

 論争のある領域のさらなる著作、原作者たることと貢献者たること、出版倫理、剽窃、論文が採用されるか否かの道筋、そして、編集者バイアスに触れ、20年間のたゆまない努力の末、編集者および医学誌は、ほとんど進歩していないようだ。彼ら・われわれの議論は、堂々巡りのようだ。

 それにもかかわらず、いくつか歓迎すべき発見があった。ゴースト・ライターは、確実に減っているようだ。Peer reviewの良き指導性は、論文の審査過程の質を改善した。

 レトリック(あるいは、偏向と宣伝)は、科学的厳密さに対し、重大な問題となりつつある。今や、データ共有が、新たな(emerging)そして緊急の課題である。

 すなわち(And)登録されたデータベースに基づく臨床試験登録と結果報告が、研究の透明性に重要な貢献をしつつある。より明るいニュースは、CONSORT声明の初めて報告から、10年以上を経て、研究報告は、明らかに編集者たちの優先権となって来たことである。

 しかし、失望することに、例外はあるものの、全体として医学雑誌および編集過程の科学の質は、変わらないか、むしろ悪化したようである。以前の会議で、無作為化試験は常識だった。このバンクーバ会議では、そうではない(Not in Vancouver.)。

 発表された研究のあまりにも多くが、描写的で研究過程についてであった。あまりにも少数の研究が、医師と患者にとり重要な質に関して―peer reviewと出版の有効性、そして、それらの医療と公正さ(equity)への貢献に関するものであった。

 1980年代から、Drummond Rennieは、科学の全く新しい、そして、まさに必要とする分野の創立を率先してきた。しかし、その分野と業績こそが、同僚の編集者と研究者たちにより、打ち壊されようとしている。

 われわれは、まさしく研究機関の研究について自己満足しているようだ―医学雑誌と出版社―そこに、われわれの生計、そして、学問の世界での経歴が依存する。この医療(the health system)の重要な領域への無関心は、痛みを伴うべきだ(should cause us some pain)。そして、これについて、これから行うことに関するいくらかの反響である。

Editorial Lancet 374:950 September, 2009

貼り付け終わり。
関連記事
プロフィール

タマいち

Author:タマいち

こんにちは ♪
漢方と生薬の匂いが大好き ♪
花の80代 ♂、
朝が迎えられたことに感謝!
小便が出る事に感謝!
おまけの人生を楽しんでまーす(^^♪

サバイバルに必要な情報の収納庫!
転載はご自由に、ご勝手にどうぞ!

最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

熊本!365歩の街(マーチ)!!

独りファシズム Ver.0.3

だいだいこんの日常~抗がん剤は毒ガスなので保険適用をやめましょう~

アギタの神が住む鎮守の森

やっぱり、毎日がけっぷち

石橋を叩いて割れ!

さんたブロ~グ

                         悪がきboy's ベル&タイガー

マトリックス脱出

シドニーおちんの、これが今の精いっぱい

シドニーおちんのこれが今の精いっぱい2

何てことはない日々

光軍の戦士のブログ
検索フォーム
リンク
飯山です