貼り付け開始、
インテルでさえ、実現できてない7nmのチップをSMICが完成させ、
ファーウェイの最新スマ阿呆に搭載された。
7nmを実現できてるのは、TSMCとサムソンだけ。
両社は、3nmのチップを製品化している。
日本のメーカーは、40nm止まりで、
TSMCの熊本工場は28ナノの汎用製品となる。
Bloomberg
米政府が正式調査を開始
~ ファーウェイ製スマホに搭載の中国製半導体 -------------------------------------------------
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-09-08/S0NERQT1UM0W01 2023年9月8日 15:10 JST
< 抜粋 >
華為技術( ファーウェイ )の最新スマートフォン「 Mate 60 Pro 」に
同国製の先端半導体が採用されているのが分かった件で、
米政府は正式な調査を開始した。
Mate 60 Pro
https://jp.etoren.com/upload/images/0.66772500_1693967281_huawei-mate-60-pro-aln-al00-dual-sim-1tb-purple-12gb-ram-china-version.jpg 5G、衛星通信対応。
256G~1T HD、12GRAM、5000万画素
23~36万円。
※ 30万円あれば、macBOOK proが買える。
バッカ馬鹿しいッ!
この半導体は中芯国際集成電路製造(SMIC)が製造。
同社はファーウェイと同様、米国のブラックリストに掲載され、
米国の技術へのアクセスを規制されている。
中国の技術セクターを挫折させる米商務省主導の取り組みの失敗を意味するのか問われる。
GigaZine
中国の半導体メーカー「 SMIC 」がIntelすら苦戦した
7nmチップを大量生産し
世界第3位相当のファウンドリへ急成長している実態が判明 ----------------------------------------------------------------
https://gigazine.net/news/20220722-china-smic-chip/ 2022年07月22日 20時00分
 ̄ ̄
< 抜粋 >
調査会社・TechInsightsが、SMICの7nmチップ生産を報告。
アメリカ商務省が14nmプロセスより高度な技術に利用可能な機器の
中国への輸出を制限しているにもかかわらず、SMICは7nmの製品を製造。
製造しているのはビットコインマイナー向けのSoCで、
2021年7月から出荷されている。
分析によれば、SMICの7nmプロセスチップは
台湾TSMCのものをコピーした可能性があるとのこと。
SMICの生産規模は、TSMC、Samsungに次ぐものになっている。
GigaZine
アメリカの制裁に反して中国の半導体技術が急速に発展、
中国政府がアリババとテンセントに
RISC-Vチップの開発を促しているとの報道も ----------------------------------------------------------------
https://gigazine.net/news/20221202-china-risc-v/ 2022年12月02日 06時00分
 ̄ ̄
< 抜粋 >
IntelやAMDがPC向けに開発しているCPUのほとんどは
x86という命令セットアーキテクチャ。
スマートフォン向けCPUはArmアーキテクチャを採用。
x86やArmといったアーキテクチャを採用する場合、
多額のライセンス料が必要で、CPU市場への新規参入には高い壁が存在していた。
一方で、RISC-Vはオープンソースで開発されている命令セットアーキテクチャで、
ライセンス料を支払わずとも開発に参加することができます。
このため、RISC-Vは半導体業界に大きな変革をもたらす技術として
期待されています。
アメリカは中国に対して半導体製造装置の禁輸措置などの制裁を科しています。
しかし、2018年時点では中国産半導体の国内シェアは15%未満だったものの、
制裁後の2021年にはシェアが24%にまで上昇したとのこと。
また、SMICは、Intelですら苦戦した7nmチップの量産化に成功。
中国の半導体技術が急速に進歩していることが指摘されています。
宮崎正弘の国際情勢解題
9月12日(火曜日)通巻第7908号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
本当にSMICは7ナノ半導体を自製できたのか?
インテルでもおぼつかない技術ゆえ、何処から漏れた?? ******************************
< 抜粋 >
本当にSMICは7ナノ半導体を自製できたのか?
どうやら「 14ナノの製造装置を使って7ナノの線幅に挑戦している 」
( 日本経済新聞、9月12日 )らしい。
※ 実際には、7.5nmらしい。
ファーウェイはこの新型スマホの発売日を
意図的にレモンド米国商務長官の訪中に重ねた。
そしてアップルのiフォンを中国は使用禁止とした。
中国は半導体に集中して莫大な補助金を投下し、さらに400億ドルを準備中。
突出しているのがSMICだ。
台湾のTSMCから張汝京が数百人のエンジニアを引き連れて合流したからである。
宮崎正弘の国際情勢解題
9月14(木曜日)通巻第7910号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ハイテクの機密漏洩はサムソン、SKハイニックスの関連企業経由
中国に半導体技術は韓国から漏れていた *********************************
『 コリア・タイムズ 』9月13日
「 ソウル裁判所は9月13日、SKハイニックスの下請け会社幹部に対し、
同社の中核半導体技術を中国に漏洩し、
サムスン子会社から先端技術を盗んだ罪で懲役刑を言い渡した。」
技術評価の専門「テクインサイト」は、
「 DRAMとNAND( Fメモリ )は韓国SKハイニックス製である 」とした。
すでに中国には世界の貨物輸送のシチュエーションを把握する
データセンターを完成している。
米国は「 中国政府が米軍貨物の輸送を含む機密データにアクセスし、
管理できるようになる可能性がある 」と警告している。
米国の懸念は、世界の海運物流とデータへのアクセスと管理における
中国の優位性であり、「 安全保障上のリスク 」としている。
ブルッキングス研究所によると、
物流情報サービス プラットフォーム:Logink は2007年開始され、
2010年には北東アジアの地域ネットワークの一部となり、
2014年以降は世界的なプラットフォームになった。
宮崎正弘の国際情勢解題
9月16日(土曜日)通巻第7913号
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
台湾TSMCから中国へ渡り、ハイテクプロジェクトを成功に導いた
「 中国半導体の魔術師 」たちは台湾から言えば「 裏切り者 」( 叛将 )だ *************************************
< 抜粋 >
台湾の裏切り者が二人いる。
と言うより中国と台湾の関係はそれほどグジャグジャなのだ。
梁孟松
「 中国半導体の魔術師 」と『 ウォールストリートジャーナル 』が比喩したが、
台湾では「 裏切り者 」。中国では「 救世主 」。
SMICの5G半導体を成功に導いたのは彼だった。
この梁孟松は台湾生まれ,国立成功大学電機工程学系で修士号。
カリフォルニア大学バークレー校で電子工程博士号を取得した。
その後、梁孟松は米国AMDを経て,TSMCのシニアR&D長,
台湾・清華大学電機系教授,韓国・成均館大学訪問教授を経て
韓国のサムスン副社長,
ついでSMIC( 中芯国際集成電路製造 )共同首席CEO兼執行理事を歴任した。
渡り鳥の典型である。
サムスンがTSMCに猛追できたのは梁の活躍だったとされる。
そのあと、梁孟松は台湾のTSMCに移籍する。
TSMCで居場所のなかった梁は次に中国へ渡った。
2017年、梁はSMICの14ナノ半導体製造を成功させ、中国の英雄となった。
翻って台湾ではTSMCを裏切ったことになり、「 叛将のひとり 」に数えられている。
もうひとり、高啓全も台湾生まれ、
「 DRAMのゴットファザー 」といわれる。
台湾大學化学工業系を卒業し,ノースカロライナ州立大学で修士号。
最初は「 フェアチャイルド 」、ついでインテルに移籍し、
1987年にTSMCに転職した。
2015年,高啓全は中国へ渡り、紫光集団の副総裁。ところが翌年退職した。
そのあとを襲ったのが
日本人の坂本幸雄( エルピーダメモリからマイクロン・ジャパン社長 )である。
しかし紫光集団は倒産した。
ASCII
米国の制裁を成長の糧にしたファーウェイの強靱さ
~ なにより米政府が恐れたもの ---------------------------------------------------
https://ascii.jp/elem/000/004/156/4156275/ 2023年09月14日 10時00分
< 抜粋 >
ファーウェイ( 華為技術 )は米政府による制裁の影響で、
スマホの端末事業が大きく落ち込んでいるが、
研究開発費を年間売上の1/4にあたる3兆円規模に引き上げた結果、
スマホ端末と通信機器というコアビジネスをさらに強化し、
クラウドと電力という2つのビジネスを急成長させている。
■ 米政府の制裁からはや4年 年間3兆円規模の研究開発費で戦う
半導体の輸出規制を受け、5Gスマホのチップ供給がストップされており、
現時点でもA ndroid の Google Mobile Service も利用できない状態だ。
厳しい制裁を経て、一度はサムスンやアップルに匹敵するシェアまで拡大した
ファーウェイのスマホの端末事業は一気に1/3まで縮小した。
しかし、制裁慣れしてきたファーウェイは技術力で勝負することを選んだ。
これまで10%台だった売上に対する研究開発費を
2022年度には25.1%まで引き上げた。
相対的な増加ではなく、研究開発費自体の額が上がっているため、
1年で3兆円以上が研究開発費に充てられたことになる。
研究開発費で国内トップを誇るトヨタ自動車でも約1兆円で、
北米でも3兆円を超える企業はアマゾンドットコムなどごく少数なことを考えると、
3兆円という金額のインパクトがわかる。
■ 立ち上がる新ビジネス 電力とクラウド
制裁期間中ファーウェイは新しいビジネスを育てることに成功した。
電力とクラウドの2つだ。
デジタルエネルギー事業は、シンプルなバッテリに
ITを組み合わせることで付加価値を高めており、
速充電、基地局やデータセンターのクーリング、
省エネなどのテクノロジーも積極的に注ぎ込んでいる。
クラウドコンピューティング事業は、約5年前にスタート。
後発でありながら、すでにアリババ、テンセントに次ぐ3位のシェア。
AI分野に対しても莫大な投資。
両者の2023年上半期の売上はクラウドが241億元( 約4853億円 )、
電力が242億元( 約4873億円 )とほぼ拮抗しているが、
この数年でより大きな成長を遂げると見られている。
■ 通信機器は制裁の影響をほぼ受けず、端末事業も復活へ 個人ユーザーからするとファーウェイはスマホやモバイルデバイスの会社だが、
コアビジネスは通信キャリア向けのネットワーク機器だ。
このネットワーク機器のビジネスは、実はほとんど制裁の影響を受けておらず、
シェアも世界の第3位をキープしている。
2023年の上半期では1672億元( 約3兆3674億円 )と
全体の半分以上の売上をたたき出している。
また、落ち込んでいたスマホ端末事業だが、
先日発売開始されたばかりの「 Mate 60 Pro 」はすでに爆発的に売れており、
復活の兆しが本格化してきた。
制裁で入手不能だった5Gチップは自社開発したと言われており、
搭載端末が7億台にもおよぶ Harmony OS とあわせて、
海外へ依存せずに最新の端末を提供できる体制が実現したと言える。
ファーウェイのこの数年を追ってみると、
米国政府がなにより恐れたのは、制裁を糧に成長してしまう
同社のこうした強靱さだったのではないかと思える。
※ まさに増田俊男氏の云う「 麦踏み 」効果。
コーポレートプロファイルの冒頭、ファーウェイ 輪番会長 徐直軍氏は、
「 梅の花は厳しい寒さを経てこそ、いい香りがします 」
と書き出している。
宮崎正弘の最新刊( 10月6日発売 )
『 半導体戦争 中国敗北後の日本と世界 』( 宝島社、1680円 )
https://www.amazon.co.jp/dp/4299047591/ -----------------------------------------------------------------
● 半導体は日本経済の浮沈にかかわる深刻な問題である
● 東西冷戦は終わり、次は東西『 半導体 』冷戦が始まった
●「 日米欧+韓国、台湾+印以 」vs「 中露 」( 以:以色列 )
● 中国は台湾侵攻でTSMCを丸呑みする
● となれば、米国がTSMC工場を破壊する
● アメリカのホンネはどこにあるのか?
●[ AIを制するものが次の覇権国になる ]( プーチン )
● 半導体はAI、ロボット、兵器、スマホから家電、宇宙ロケットまで
● 世界各地に半導体工場ラッシュ 過剰投資ではないのか?
● 日本が官民挙げての「 ラピダス 」は成功するか
!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
( もくじ )
プロローグ
・ いま世界をリードする台湾
・ TSMC,NVIDIA、UMCの三社は台湾企業だ
・ TSMCだけが2ナノ量産へ。次の次の1・4ナノでも独走
・ 中国は台湾侵攻でこれらをぱっくり飲み込むと公言
第一章:アメリカの意図していること 基軸は安全保障だ
・ 外国で生産しても頭脳部分はおさえる
・ 半導体設計のアーム社は米国で上場( 今世紀最大規模に )
・ 半導体製造装置は日米とオランダで独走
・ インテルは日本のほか、ドイツなどにも工場をつくる
・ マイクロンは日本と印度に工場を造る
・ IBMはファブレス、半導体の負け組だがラピダスで起死回生?
第二章:台湾侵略があれば米国特殊部隊がTSMC工場を爆破・破壊する
・ 韓国サムソンの大躍進と限界
・ 代替地は日本とイスラエルとインドに的が絞られてきた
・ バイデン政権、インドへ異常な肩入れを開始、モディ首相は国賓待遇
・ マイクロン、インテル、テスラ,GEなど大々的にインド進出
第三章:日本の巻き返しはあるのか
・ 熊本進出のTSMCは先端ICではない。28ナノ半導体を量産
・ ラピダスはうまく行くのか( 日本政府は3300億円を補助 )
・ 嘗ての失敗の教訓は活かされない。ソニー、NTTなど8社が73億円
第四章:技術競争の現況
・ 設計と製造装置とウエハーは、英米日本と蘭でシェア。原材料確保は世界戦略
・ AI、チャット需要は伸びるだろうが、西側は規制に熱心
・ 米国も中国も最終的な目的は軍事利用だ
エピローグ:先発組は二番手の猛追を受ける
・ 追いかける中国は技術を盗み、開発者を買収し、市場を横取りする
・ ワシントンの陰謀「 日米半導体協定 」で日本の半導体は一度、潰された
TSMCの熊本誘致は日本政府が頼み込んだのだろうが、
マイクロン、インテル、そしてラピダスを表看板に掲げるIBMなど、
米国勢の日本工場建設ラッシュだが、これって、地下水が枯渇してきた
本国を避け、きれいな水が豊富な日本を狙ってのことか?
そして、なんと云っても「 日本は安い! 」。
イニシャルコストもそうだが、
ランニングコストの人件費が途上国並みになりつつある。
TSMCの熊本進出が報じられた時、阿蘇地下水脈大量使用で、
水前寺湖が干上がらないだろうか? と心配したが、
北海道では早速、ラピダスの地下水組み上げが禁止され、
近隣の市町村から配水されることになった。
半導体製造には、とにかく大量の水が必要。
そして、排水( 洗浄水 )には大量の有害物質が含まれている。
排水浄化処理がきちんとできてないと、トンデモナイことになる。
ラピダスって、痛惨省がIBMの為に700億円を拠出した。
ってことではないの?
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nueq
貼り付け終わり、
※nueq さん解説。
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