貼り付け開始
https://karapaia.com/archives/52315004.html 兵士が着る軍服といえば、これまでは主に男性が着用することを念頭にデザインされてきた。だが米陸軍は今、女性兵士用の軍用ブラを開発しているそうだ。
「タクティカル・ブラ(戦術ブラジャー)」は単なるスポーツブラの類似品ではない。その名の通り、戦術的な装備として位置付けられた、戦場の女性兵士を守るためのものだ。
現在、米陸軍の戦闘能力開発司令部(DEVCOM)ソルジャーセンターで開発が進められており、秋にはその初期評価が陸軍制服委員会に提出される予定であるとのこと。
戦術的な装備として位置付けられた女性兵士用ブラ
軍用ブラを開発するにあたって、まず女性兵士に欲しい機能や好みのアンケートが取られたという。
ちなみにブラは単なるスポーツ用ではなく、戦術的な装備として位置付けられている。つまり既存のボディアーマーの中に着込み、女性兵士をきちんと守れる性能が要求されている。
そのために、サイズ・快適さ・通気性といった一般的なポイントもさることながら、難燃性素材の使用、圧縮・構造・保護素材のレイヤー構造など、戦術装備としてのさまざまな選択肢が入念に検討されている。
プロジェクトリーダーである衣料デザイナーのアシュリー・クッション氏は、「目標は、ただ女性兵士を守るだけなく、身につけたときの不快感や違和感のような負担を軽くするブラを開発すること」と語っている。
それによって、女性兵士がミッションに集中しやすくなり、全体的なパフォーマンスが高まるという。
image credit:DEVCOM Soldier Center
4種類の試作モデル
軍用ブラの開発は、さまざまな体型に合わせた軍服作りキャンペーンの一環で、現時点で4種の試作モデルがある。
コンセプトAとBは、パッドと構造化縫い目を特徴とするプルオーバータイプのスポーツブラと、シェルフタイプのブラ。
コンセプトCは、クロスバックストラップのコンプレッションブラ。コンセプトDは、凹凸縫い目と調節可能なクロスバックストラップが特徴のジップフロントクロージャーブラだ。
ソルジャーセンターのアル・アダムズ氏は、「兵士からのフィードバックがあることで、開発者は新技術と既存の軍服・装備がうまくフィットし、ミッション遂行力を向上するかどうか、すぐ確認することができる」と語る。
DEVCOMの研究者は、戦場の兵士たちのニーズに合った軍服作りを目指しているが、それには現場の声がものをいう。
「兵士がいる現場で試してみなければ、見落とした点がないか知ることはできない」とアダムズ氏は付け加えている。
こうして軍用に開発された最先端技術を駆使して作られたアイテムは、その後汎用化され、一般市場にも出回って来るのが通例だ。
着心地抜群で耐久性溢れるブラ、楽しみじゃないか。ナイフを貫通を防いでくれるとか、防弾効果がアップするとかなら凄いと思う。フルフラットすぎて、あまり守るべきものがないパルモの場合ではあるんだけどもさ。
ちなみに男性のいちもつを銃弾からしっかり守ってくれるケブラー素材の「
防弾パンツ」は既に販売されているぞ!
ご子息の健やかな安全を願って・・・ケブラー素材の防弾パンツで股間を完全にプロテクト!2019年04月29日
https://karapaia.com/archives/52273728.html References:The Army is working on a tactical bra / THE ESSENTIAL ROLE OF SOLDIER TOUCH POINTS / written by hiroching / edited by / parumoあわせて読みたい 米陸軍、従来より40%も軽い携帯用戦闘糧食を開発中。近接戦闘時に使用 赤外線カメラでも検出不能な軍事用の迷彩ネットが開発される 傷口に噴射して治癒スピードを劇的にアップさせる細胞再プログラム・スプレーを開発中(米軍) 米軍、兵士の心を読み取る技術を開発中 体内時計をコントロールするインプラントを開発中。米軍兵士の時差ボケ解消に(DARPA)
貼り付け終わり
- 関連記事
-