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Newsweek
「 大国ロシアは過去になる 」中国元大使が異例の発言 -------------------------------------------------------------------
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2022/05/post-98670.php 2022年5月12日(木)17時36分
ソ連崩壊後に凋落の一途をたどってきたロシアに敗戦がとどめを刺し、
中国は頼りになる盟友を失うと予測
< 抜粋 >
「 プーチン大統領がウクライナに送り込んだ部隊は
敗北に向かって突き進んでおり、
この敗戦がソ連崩壊後の凋落にとどめを刺し、
大国ロシアは過去のものとなる 」
ウクライナの首都キーウ(キエフ)駐在の元中国大使がそう断言した。
この元大使は、2005~07年にウクライナ駐在中国大使を務めた
中央アジア専門家の高玉生(74)。
中国社会科学院主催の非公開のオンラインセミナーでの高の発言を、
香港メディア・鳳凰衛視が伝えた。
高は習近平主席の前任者である胡錦濤の下で大使を務め、
現在は政府の役職には就いていない。
彼の編集済みの発言は5月11日に公開された後数時間で削除された。
■ 巨額の戦費を負担しきれず ウクライナの世論は、かつては親ロ派と親欧米派に真っ二つに分かれていたが、
2014年のロシアによるクリミア併合後は親欧米感情が高まったと、
高は指摘する。
「 さらに今回の侵攻で、ウクライナの状況は一変した。
ウクライナの人々は一丸となり、ロシアに抵抗し、国を守ろうとしている 」
ロシアは皮肉にもウクライナを力ずくで奪おうとして、
「 完全に失ったようなものだ 」。
侵攻後のロシアの戦績に関する高の評価はそれ以上に手厳しい。
プーチンとその取り巻きは
「 軍事、経済、政治、外交、世論、プロパガンダ、情報 」
の領域で展開される現代のハイブリッド戦争の戦い方がよく分かっていない、
というのだ。
「 ロシアが電撃作戦に失敗し、短期間で勝利できなかったことが、
ロシアの敗北の始まりを告げた 」
と、高は言う。
ロシアには「 1日に何百億ドルもの戦費が掛かるハイテク戦争 」
を続ける財政的余裕はない。
軍事力と経済力ではロシアのほうがはるかに有利なはずだが、
ウクライナの抵抗と西側の効果的な支援が国力の差を帳消しにしたと、
高は見る。
加えて、ロシアの兵器と軍事的コンセプトが
アメリカやNATOと比べ「 世代的に遅れている 」ことが、
ロシア軍の不利をいっそう際立たせている。
「 ロシアが最終的に敗北するのは時間の問題だ 」
と、高は言い切る。
今後、ロシアはクリミアと東部ドンバス地方を死守しようとするだろうし、
ウクライナは全ての領土の奪還を目指すと予想されるため、
戦闘は「 激烈を極める 」と、高はみる。
「 アメリカ、NATO、EUは
繰り返しプーチンを敗北させる決意を表明している。
つまりロシアが負けて、痛い目にあうまで、
戦争は終わらないということだ 」
■ 中ロの「 限界なき 」友好関係の行方は 「 ウクライナ戦争の敗北で、大ロシア復活の夢は完全に断たれる 」
そしてウクライナは「 偉大なヨーロッパの家族の一員になる 」
と、高は言う。
高はこの発言で、中国の立場と
ウクライナ戦争後の中国外交の行方については一切触れていない。
今年2月、北京冬季五輪の開催前に会談した習とプーチンは、
中ロの友好関係には「 限界がない 」と高らかに宣言した。
ロシア軍の侵攻開始からこの11週間、
中国は外交面ではロシアを擁護する姿勢を見せつつも、
主として口先だけの擁護にとどまり、
今のところ物質的な援助は行っていないと、米政府筋はみている。
■ 独裁者の判断を狂わすもの 高が予想するように、ウクライナ戦争後にロシアが著しく弱体化し、
国際的に孤立すれば、中国は頼りになる盟友を失うことになる。
中ロが結束して西側の民主主義陣営に対抗する
権威主義的な陣営を構築すると見られていたが、この構想もつぶれる。
プーチンとの親密ぶりをアピールしてきた習の対ロ外交は、
ロシアのウクライナ侵攻で裏目に出た。
今後戦闘が長引けば、ロシアに対する国際社会の非難が
中国にまで向けられる恐れがあると懸念する声も聞かれる。
それと同時に、習もプーチンと同じ状況に置かれていることを警戒する声もある。
つまりイエスマンに囲まれ、地政学的な環境の変化について
「 耳の痛い助言 」をする者はおらず、
偏った見方を補強する情報しか得ていない、という状況だ。
高玉生 Gao Yusheng( 1947年10月- )
https://gaodawei.files.wordpress.com/2022/05/snap126.jpg 2001~03年、トルクメニスタン大使
2003~05年、ウズベキスタン大使
2005~07年、ウクライナ大使
最後の役職は 上海協力機構 の副事務局長。
※ 高玉生の 中国社会科学院 での講演要旨はこちら。
David Cowhig's Translation Blog
Fmr PRC Amb to Ukraine on Russia’s Impending Defeat
and International Relations -----------------------------------------------------------
https://gaodawei.wordpress.com/2022/05/10/fmr-prc-amb-to-ukraine-on-russias-impending-defeat-and-international-relations/ 05/10/2022
※ 高大偉( David Cowhig )のコメント
習近平の悪夢は、彼が党の指導者として再選される年に現実のものとなります。
習近平が中国を沈没船に縛り付けているのを見たら
忠実な党員はどうするだろうか?
中国の国際関係に深刻な巻き添え被害が見られるかもしれない。
高玉生の講演は、中国の利益と
水面下で中国で起こっている議論に言及している。
彼は、中国社会科学院が共催した非公開の会議で講演した。
< 以下 抄訳 >
I. ロシアとウクライナの戦争におけるロシアの立場は、
ますます消極的で不利になっている。
その敗北はすでに明らかである。
II. 戦争の次の段階は、より暴力的で激しいものになる可能性がる。
III. ロシア・ウクライナ戦争と新国際秩序
ロシア・ウクライナ戦争は、ヤルタ体制と冷戦の残滓を払拭させ、
世界は新しい国際関係のパターンと秩序に向かって動き始めた。
ロシアの外交政策は、旧ソ連と帝政の外交政策の融合であった。
1)プーチンの外交基本方針は、旧ソ連圏の回復と、
圏内統合のメカニズムを通じて帝国を回復すること。
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ユーラシア大陸と世界の地政学を巡る米露の対立は、
ある種のイデオロギー色を帯びている。
この戦争を経て、ロシアの完全な敗北に終わった。
ポスト冷戦あるいは冷戦の継続が終わった。
2)露ウクライナ戦争後の国際秩序の展開のポイント。
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ロシアは弱体化され、孤立され、処罰されるだろう。
いくつかの重要な国際機関から追放され、
その国際的地位は著しく低下するだろう。
ウクライナはロシアの勢力圏から切り離され、
偉大なヨーロッパの家族の一員となるだろう。
他の旧ソ連諸国は、脱ロシア化を経験するかもしれない。
一部の国は西側との関係強化にもっと積極的に動くだろう。
日本とドイツは、
第二次世界大戦の敗戦国の制約から完全に解放され、
軍備開発を加速させながら、
政治大国の地位をより積極的に求めていく。
しかし、彼らは民主主義陣営から離脱することはなく、
平和発展政策を完全に放棄することもない。
最後の5行は意味深だ。。。。。。
ドイツがロシアからのエネルギー輸入を断念したのは
アメリカ(【 連中 】)からの、
国連「 敵国条項 」の削除が交換条件になったのだろうか?
日本の氣死堕は、バチカンとシティで「 イニシエーション 」を受けた。
加えて、
< newsNueq-3766:日本の国連常任理事国入りを推進するイスラエル >
と、来た。
中露同盟の片肺を潰して、中国を孤立させ、
じんわりと料理する。
軍事・経済・通貨が弱い。と見せかけて相手の油断と増長を引き出し、
うっちゃりを掛ける作戦か?
豚は太らせてから喰え。
高玉生ウクライナ元大使は、憂国の士か、それとも【 連中 】の回し者か?
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nueq
貼り付け終わり、
※nueq さん解説。
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