貼りつけ開始
https://karapaia.com/archives/52228851.html 脳の暴走を食い止める方法 / Pixabay
脳はその使い方をきちんと理解していないのならば、あなたを失敗させるようにできている。
脳の取扱説明書など存在しないのだから、理解している人間の方が少ないだろう。神経科学者ですら脳について新発見に事欠かないのだから。
その脳の最大の問題の一つは、脳があまりにも仕事に長けているということだ。脳の一部は防衛・逃走反応で私たちを文字通り守るようできている。
こうした反応のおかげで、創造的だったり、ポジティブだったりと本来こうありたいと願う自分でいられなくなってしまう。
以下ではあなたを失敗させようとする脳を食い止める方法を紹介しよう
脳を効果的に活用するには、まず脳を知ることから
脳は普段と違うことが起きていると感知すると、”エラー検出メカニズム”を発動させる。このメカニズムは車のサーモスタットのようなものだ。サーモスタットは一定の温度にセットされると、温度が変化したときにセットした温度まで戻そうとする。脳もまた同じように機能し、本人が望んでいないのに勝手に修正しようとする。
これは特にあなたが何かに興奮したときに起きる。
すぐに脳はこれまでの実体験や恐怖などを呼び起こし、あなたに”現実的”になり、興奮するようなことなどとんでもないと説得しようとする。
こうして脳はあなたを守るために、快適なゾーンに留め、普段通りに行動するように仕向ける。それ以外の行動は危険を伴うかもしれないからだ。
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脳の許容範囲を広める
お節介にもあなたを守ろうとする脳を止めるには、その配線を繋ぎ直さなければならない。
例えば、脳に”イカれた行動”に慣れさせるという方法がある。日頃から脳が止めておけと説得してくる行為を実行することが当たり前であれば、脳の許容範囲を広めることができる。その結果、楽観性を養うことができるだろう。
こうしたイカれていると思うことを行う習慣は、イカれているという言葉の理解を変えてくれる。イカれている何かを行うことが実際にはイカれていなければ、脳はそれをやらないよう自信たっぷりに説得できなくなってくる。そして、その代わりにそれをやるようにと説得してくるのである。そうすることで生き生きできるからだ。
正直に言えば、それがとんでもない大失敗に繋がることはある。だが、より大切なことは、予想もしなかった大成功に繋がる場合もあるということだ。
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とんでもないを当たり前にする
日常生活の一部でもとんでもないものにしてしまえば、そして達成すること、実行すること、非凡であることに慣れてしまえば、脳はあなたを信頼するようになる。
そうなれば、あなたを守ろうとする代わりにサポートするようになる。
実際問題として、この方法を行うには大きな恐怖と対峙しなければならない。だが、あなたが最も恐れていることがあった場合、それで文字通り怪我をするというのでなければ、実行してしまえばいい。これが脳の配線を繋ぎ直し、あなたをサポートさせるための第一歩となる。
別の方法としては、どんな小さなことでもいいからこれまで生きてきた中で勝ち得た”勝利”を祝い、その興奮を味わうというものもある。
こうして鼓舞されればされるほど、脳内で化学物質が放出され、創造的でいられるようになる。これは脳のエラー検出メカニズムの発動を抑制し、”通常”モードに戻してくれるはずだ。
via:your Brain Wants You to Fail./ translated hiroching / edited by parumo 要するにあれだ。自分が生きやすいように脳をだませばよいのだ。過保護な脳を騙すことで人生の冒険を堪能することができるし、失敗してもそれもまた良い教訓であると信じ込ませることで人が何と言おうと、後悔のない人生ってやつを送れる可能性が高まってくるってことでいいのかこれ?
追記:2016年11月21日 の記事を修正して再送します。
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