泉谷由梨子さん(ハフポスト日本版 副編集長)
黒人男性のジョージ・フロイドさんが警察官に首を押さえつけられ亡くなった事件を発端に、アメリカで抗議活動が広がっている
今何が起こっているのか?
この記事では、これまでに起こったことを5つの出来事で振り返る。日付はいずれも現地時間。
1:ジョージ・フロイドさん死亡事件(5月25日)
フロイドさんは5月25日、アメリカ中西部、ミネソタ州のミネアポリスで警察官に首を押さえつけられ亡くなった。フロイドさんが「息ができない」と訴える様子を撮影した動画がSNSで拡散し、怒りが広がった。動画でフロイドさんを押さえつけていた元警察官(免職済み)のデレク・ショービン容疑者は第3級殺人などの疑いで訴追された。
BBCによるとミネソタ州法の第3級殺人罪は「殺害の意図はないまま、不道徳な考えから人命を無視し、著しく危険な行為で他人を死亡させた」場合に適用される。
アメリカでは警察官によって黒人が不当に殺される事件が何度も発生している。2013年以降の抗議活動は「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命だって大切だ)」と称される大規模な運動が行われている。
警察の暴力に抗議し黒人差別撤廃を訴える趣旨のものだ。
黒人の人権運動はそれまでも行われていた。しかし、2013年以降に起こっている運動の特徴は、TwitterなどのSNSで、不条理に黒人の命が奪われた現場の動画が拡散され、ハッシュタグとともにアメリカ全土、国外でもその抗議が広がっていることだ。
2014年には、黒人男性のエリック・ガーナーさんが白人警官に首を絞められて死亡している。ガーナーさんも、フロイドさんと同じように「息ができない」と訴えていた。
2:抗議活動がさらに広がり、暴徒化(5月26日~)
抗議デモはまず事件現場になったミネソタ州ミネアポリスで26日に始まった。
最初は平和的に行われていたが、2晩目となる27日夜~28日にかけては、いくかのエリアで暴徒化。自動車用品店や警察の建物に火を放ったり、ディスカウントストアでの略奪行為と貧困層に対する分配なども行われた。
警察は参加者に催涙ガスやゴム弾を使用して応戦し、負傷者も出ている。 ミネアポリスでは29日と30日の夜間外出禁止令が発令された。
ASSOCIATED PRESS
警察署の建物に火を放ち抗議するデモ隊。ミネアポリス市では大規模な爆発の可能性もあるとして警察関係者や一般市民に対しても避難も呼びかけられた。(5月28日)
さらに、抗議活動は西部のカリフォルニア州ロサンゼルスや南部のテネシー州メンフィスにまで広がった。
ロサンゼルスでは、27日夜、抗議活動の参加者たちが高速道路を塞ぎ、警察と衝突した。
メンフィスでは、27~28日、参加者たちが「Black Lives Matter(黒人の命だって大切だ)」「Stop Killing Black people(黒人を殺すのは止めてくれ)」「Silence is Violence(沈黙は暴力)」といったサインを掲げて、フロイドさんらの死に抗議した。
3:トランプ大統領と、ツイッター
続く抗議活動に関して、トランプ大統領とTwitter社との争いも行われている。
トランプ大統領は暴動が激しくなっていた5月28日深夜、デモ隊を非難し、ミネソタ州知事に対しては軍隊の出動も可能であり「略奪が始まれば銃撃する」とつづった。
これに対してTwitter社は、暴力の賛美を禁じたルールに違反しているとして、警告を表示し、ツイートを隠す(閲覧は可能)という対策を取った。
Twitter社は5月26日にも、トランプ大統領の郵送投票に関するツイートに対して「ファクトチェックが必要」とのラベルをつけていた。トランプ大統領はこれに反発し、28日にソーシャルメディア企業の規制強化に向けた大統領令に署名している。SNS上での言論の自由に関する争いにも発展している。
4:CNNレポーターが逮捕される(5月29日)
29日午前5時すぎ、CNNのレポーター、オマル・ヒメネスさんら3人がミネアポリスでの抗議活動を取材中、警察官に逮捕された。レポーターが手錠をかけられ連行される一部始終はCNNによって撮影されていた。
さらに、同じように取材していた同僚の白人レポーターは、警察官に接触されながらも逮捕されなかったことから、警察の黒人差別的な取締手法がさらに明るみに出ることになった。
逮捕されたヒメネスさんは、身元を明らかにし、現地の規制にしたがって取材を行っていることを警察官に説明したが、警察官はこれを聞き入れずに逮捕。その後午前6時半ごろに公安施設から解放された。
CNNはこれに厳重に抗議。ミネソタ州知事が謝罪する事態に追い込まれた。
5:抗議活動、著名人やホワイトハウスでも
5月29日、オバマ元大統領も声明を発表し「2020年のアメリカでこれは正常ではないはず」と事件を非難。
ワシントンD.C.では29日午後、デモ隊がホワイトハウス前に集まったため、ホワイトハウスが封鎖された。その後、夜に議会議事堂前に移動した群衆は「撃つな!」と声を挙げた。
ERIC BARADAT via Getty Images ホワイトハウス前に集まる人々(5月29日)
アトランタでは、CNN本部前で警察に対する抗議が行われ、CNNの建物の一部が破壊された。
その他、抗議活動はアメリカ全土に広がっている。
ナカムラクリニック@nakamuraclinic8
「アメリカを破壊すること。これが私の人生の集大成になるだろう」(ジョージ ソロス)
ヤベェじいさん笑
l E T 17@Inevitable_ET
Anon sourced facts about George FIoyd and Derek Chauvin
FACTS AND OBSERVATIONS IN GEORGE FLOYD CASE
1. George Floyd and fired officer, Derek Chauvin, overlapped security shifts at south Minneapolis club and probably knew each other.
George Floyd, fired officer overlapped security shifts at south Minneapolis club
https://kstp.com/news/george-floyd-fired-officer-overlapped-security-shifts-at-south-minneapolis-club-may-28-2020/5743990/
ナカムラクリニック@nakamuraclinic8
【ミネアポリスで起きた警官(デレク ショービン(DC))によるジョージ フロイド(GF)氏殺害事件の闇が深すぎる…】
http://
1.GF氏とDC氏はかつての職場仲間で互いに面識があった
2.DC氏隣人曰く"あの人が警官だとは知らなかった"
3.現場に到着した救命士はGF氏の脈もとらず、救急車搬送前に
https://twitter.com/Inevitable_ET/status/1266451704850993154
救命措置を行わなかった(これは規則違反)
4.黒人によるスーパー襲撃事件の直前にガラスを割った、傘をさした黒ずくめの男はセントポール署の警官ジェイコブ ペンダーソンである(しかし署はこれを否定)
5.DC氏は以前にも同様の行為をしているが、そのときエイミー クロバシャー氏は起訴を見送っている
6.息ができないはずのGF氏が少なくとも11回"I can't breathe"と叫ぶのを近くの人が目撃
7.事件はセキュリティカメラの多い見晴らしのいい場所で発生
8.マイク フリーマン(群弁護士)はGGF氏殺害事件に関し"これを犯罪とする他の証拠はない"として慎重な処理を求めた
9.ミネアポリス市長、テレビの前で涙
10.抗議活動の参加者の多くが他地域から来ている
11.襲撃されたスーパー(ターゲット社 ジョージ ソロスが株式保有)の本拠地ミネアポリスはソロス氏の影響下にある
12.〜24.まで続くが長いので省略😅
とにかくうさんくさい背景があるのは間違いないよう
黒人と白人が仲良くなれば不都合な人がいるんだね
ナカムラクリニック@nakamuraclinic8
「ご丁寧に、暴動の参加者が使えるように、レンガの山が準備されてある。この偽旗作戦(ヤラセの人種戦争)を企画した人は、ちゃんと仕込んでるなぁ笑」
https://twitter.com/BeachMilk/status/1266638140388700160
貼り付け終わり、ナカムラクリニック@nakamuraclinic8
"死後解剖によると,外傷性の窒息や絞殺の診断を支持する身体所見は存在しなかった.フロイド氏には心血管疾患および高血圧の既往があった.警察に拘束されたことに加え,この既往症と何らかの潜在的薬物(any potential intoxication)の組み合わさった影響で死亡したと見られる"
窒息ではないと…
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