貼り付け開始、
ナゾロジー
聖書通り?
渡り鳥すら渡らない「 エデンの園 」を7万年前の南アフリカに発見 ------------------------------------------------------------------
https://nazology.net/archives/60821 2020/05/27
・ 74,000年前のドバ山の破局噴火は人類を1000家族まで減らして絶滅危惧種にした
・ しかし南アフリカのピナクルポイントと呼ばれる遺跡群に住んでいた人類は
この時期、むしろ繁栄していた
・ 調査の結果、ピナクルポイントにいた動物は
季節移動をやめるほど恵まれた楽園だったと判明した
< 抜粋 >
200万年前に最初のヒト属ホモ・ハビリスがアフリカで誕生してから、
人類はその数を順調に増やしてきました。
しかし実は、一度その数を激減させているのです。
7万4千年前にインドネシアで起きた巨大噴火(ドバカタストロフ)は地球を寒冷化させ、
各地の人類のほとんどが死滅。生き残った人類は1000家庭にも満たないといわれています。
ところが、最近の研究により、
南アフリカの「 ピナクルポイント 」と呼ばれる遺跡群に住んでいた人類は
この時期、むしろ豊かな生活を送っていたことがわかっています。
エデンの園( 古アグルハス平原 )は最後の氷河期が終わると海に水没してしまった
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/05/8fcbd277ae22f14e675c3aea21dacc9b.png そこで今回、アメリカの研究者たちは、
ピナクルポイントがどのような場所だったのか調べるために、
周辺に生息していた動物の歯の化石を調べました。
その結果、ピナクルポイントはまさに渡り鳥さえ移動をためらうような
「 エデンの園 」とも言うべき恵まれた環境であることがわかりました。
■ エデンの園では動物は季節性の移動をやめていた 先行研究では、南アフリカのピナクルポイントはドバカタストロフが起きる中で、
人類に対して避難所の役割を果たしたことが知られています。
※ 先史時代の発掘調査で南アフリカ南端の「 先進文明 」が注目されている。
4万年以上前の当地の人類は高度な鉱物知識と加工技術を要していた。
そこで研究者たちは、なぜピナクルポイントが
人類にとって特別な場所になったのかを、
遺跡群から発見された動物の骨を手掛かりに解明しようと試みました。
謎の解明の鍵となったのは、動物たちの食べていた水や植物に含まれる炭素と酸素です。
現在のピナクルポイントに生きる動物
(ヌー、ハーテビースト、スプリングボックなどの有蹄類)たちは、
雨季には東海岸で一般的な植物の草( C3植物 )を食べ、
乾季には西海岸でサボテンなど乾燥に強い植物( C4植物 )を食べて生きています。
南アフリカの現在のC4植物の分布
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/05/d955a464f8273f45a969abad411a789e.png 一般的な植物( C3植物 )と乾燥に強い植物( C4植物 )は
合成される炭素や酸素の種類が僅かに異なっており、
動物の歯に残った元素の違いを調べることで、どちらの植物を食べていたかがわかります。
研究者が調べた結果、ピナクルポイントの遺跡群から発見された動物は
一般的な植物( C3植物 )だけを食べていたことがわかりました。
このことは、かつてピナクルポイントにいた動物たちは季節性の移動を行わず、
ずっと同じ場所の植物を食べ続けていたことを意味します。
現在の海岸線と、復元された古アグルハス平原の植生。
平原は湿潤温暖で多くの動物が移動せずにくらしていた
https://nazology.net/wp-content/uploads/2020/05/91b11ae0e10b44a2309c92f306da49a1.png このことは、かつてピナクルポイントにいた動物たちは季節性の移動を行わず、
ずっと同じ場所の植物を食べ続けていたことを意味します。
研究論文の第一著者であるホジキンス氏は
「 かつてのピナクルポイントは非常に恵まれた地であり、
本来季節性の移動を行う動物を
同じ場所にずっと引き留めておくのに十分な食料資源を持っていた 」
と述べています。
これは当時、狩猟採集生活を行っていた人類にとっても
ピナクルポイント周辺が「 エデンの園 」であったことを意味します。
地殻の草原に脚を運べば、いつでも多くの獲物に出会えたからです。
ドバカタストロフによって外部環境が過酷になる一方で、
ピナクルポイント周辺では人類にとっての楽園が築かれていたのです。
■ エデンの園は海面上昇によって水没した
74000年前のドバカタストロフに対するシェルターとなった
エデンの園( 正確には「 古アグルハス平原 」)ですが、
最後の氷河期が終わり海面が上昇すると、海に水没してしまいました。
人類は楽園から追放され、現在に至るまで戻れていません。
もしかしたら、「 洪水 」や「 楽園からの追放 」のモチーフの根源は、
かつてピナクルポイント周辺のエデンの園に住んでいた
人類の体験を伝えているものかもしれませんね。
出典
ScienceDirect
An isotopic test of the seasonal migration hypothesis
for large grazing ungulates inhabiting the Palaeo-Agulhas Plain
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https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0277379119309047?via%3Dihub#! 1 May 2020, 106221
先程配信のショルツ連星のオールトの雲をかすめたのが7万年前。
連星は当然惑星系を伴う恒星系なので、ショルツ恒星系は、
オールトの雲の中に侵入していたことになり、
恒星系の電磁重力場は地球にも多大な影響を及ぼしたことだろう。
ショルツ連星の最接近は7万年前とされているが、JUST7万年前なのかどうか?
また上述したように恒星系がどの程度の規模を持ってるのかはわからないが、
連星( 太陽 )自体の最接近以前に恒星系は太陽系に侵入している。
場合によってはショルツ太陽系にもオールトの雲があるかもしれない。
そうすると、7万4千年前のドバ火山の大噴火は、
ショルツ太陽系最接近と関連している可能性がある。
17万年間の気温変動グラフ
https://drive.google.com/file/d/1yovXx5BCCRi5vZlkTF6N4oJlNbnNzPbA/view?usp=sharing関連情報
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nueq
貼り付け終わり、
※ニュークさん解説。
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