中国発の新型コロナウイルスは、世界全体で死者は31万人を超え、感染者は460万人以上となった(=米ジョンズ・ホプキンズ大学、16日集計)。被害拡大のスピードは衰える様子がなく、世界各国が対応に追われるなか、習近平国家主席率いる中国は何と、沖縄や台湾を含む東・南シナ海で覇権拡大に向けた動きを強めている。わが日本は、同盟国・米国や欧米諸国と連携して「安全保障の危機」「自由民主主義の危機」に対峙(たいじ)できるのか。産経新聞論説副委員長の佐々木類氏が集中連載「日本復喝!」で核心に迫る。
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中国の軍事的挑発がエスカレートしている。中国海軍の空母「遼寧」などの艦隊(6隻)が4月11日、沖縄本島と宮古島の間を南下して西太平洋に抜けた。同艦隊は同月28日、同じ海域を北上して東シナ海に向かった。「遼寧」が同海域を通過するのは5回目だが、往復したのは初めて。
中国や北朝鮮をにらんで米領グアムのアンダーセン空軍基地に前方展開していた戦略爆撃機B52「ストラトフォートレス」を、米本土からの運用に切り替えた直後だけに、警戒すべき動きである。わが者顔でドンガラ空母が遊弋(ゆうよく)する姿は、西太平洋の王者気取りだ。
ただ、慌てる必要はない。海面下では、海上自衛隊の潜水艦と米潜水艦がピタリと追尾しているだろう。宮古島では、陸自の地対空、地対艦ミサイル部隊が大きな的が来たとばかり、手ぐすね引いて待っていた。
一方、沖縄・尖閣諸島周辺の領海内で、中国公船が日本漁船を追い回した事案は看過できない。
那覇市に本拠を置く第11管区海上保安本部は今月9日、尖閣諸島周辺の領海に侵入した中国海警局の船4隻が、8日午後4時ごろから約2時間、魚釣島の西南西約12キロの海上で、操業中の日本漁船2隻に接近し、追尾したと明らかにした。
海保が、中国公船に対して領海から退去するよう警告し、漁船の周囲に巡視船を配備して安全を確保した。漁船に乗っていた3人にけがはなかった。4隻は3日間、周辺海域に居座った。2013年の海警局発足以降、中国公船による尖閣周辺での日本漁船への接近は今回で5例目となる。
中国公船は、こちらが抗議して止めるような相手ではない。いつか、海上保安庁巡視船の目をかいくぐって、船員もろとも「拿捕(だほ)」する可能性がある。
そのとき、日本はどう対応するのか? 中国公船が突きつけた「安全保障上の危機」は、待ったなしの対応を迫っている。
晴れの日も、しけの日も、現場で連日警戒に当たる海保の巡視船乗組員らの努力には頭が下がる。そんな努力を横目に、毎度のことながら発射される日本政府の「遺憾砲」は、歯がゆいばかりである。
ツイッターでの過激な発言から、「戦狼」の異名を持つ中国外務省の趙立堅報道官は11日、海保の巡視船が現場で漁船の安全を確保したことについて、「違法な妨害を行った」と非難し、「日本は釣魚島(=尖閣諸島の中国側名称)の問題において、新たな騒ぎを起こさないよう希望する」と言い放った。
衛藤晟一領土問題担当相は翌日の会見で、「おどおどする必要はない」と述べたが、いかにも頼りない。中国公船による、日本漁船の拿捕や海保巡視船との接触などの「不測の事態」が起きれば、主権国家として法に基づいて対応すればよいだけのことである。
筆者は政治部時代の1996年4月、石垣市議の仲間均氏の行政視察を取材するため、4・5トンの漁船に乗り込み、2人でボートに乗り移り、命からがら尖閣諸島の魚釣島に上陸したことがある。
当時すでに、200隻近い中国漁船が魚釣島に押しかけたり、中国海洋調査船が出没するなど、尖閣諸島をめぐる動きは風雲急を告げていた。
今回は、新型コロナウイルスで、日本や米国が感染対策に追われる間隙を突いたとの見方もあるが、次のステップ「日本漁船の拿捕」に向けた予行演習をした可能性が高い。
尖閣諸島周辺の接続水域では17日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは34日連続である。
海保は装備の強化を進めているが、当然である。同時に大切なのは、「尖閣諸島は絶対に渡さない」「自国の領土は守り抜く」という政治の強い意思表示だ。
■佐々木類(ささき・るい)氏、1964年、東京都生まれ。89年、産経新聞入社。警視庁で汚職事件などを担当後、政治部で首相官邸、自民党など各キャップを歴任。この間、米バンダービルト大学公共政策研究所で客員研究員。2010年にワシントン支局長、九州総局長を経て、現在、論説副委員長。沖縄・尖閣諸島への上陸や、2度の訪朝など現場主義を貫く。主な著書に『日本が消える日』(ハート出版)、『静かなる日本侵略』(同)、『日本人はなぜこんなにも韓国人に甘いのか』(アイバス出版)など。
貼り付け終わり、
☆日本国内感染者数の半分以上が中国人と韓国人:武漢コロナ
https://1tamachan.blog.fc2.com/blog-entry-20263.html
特段の事情で4月に日本に入ってきた追加一万人の中国人は、静かな侵略の密命工作員。
日本を中国の自治区とする覇権国中国と心中するつもり、中国に買収され忖度する安倍二階政治家経済界メディア。
半年前のマスク買占めに続いて、アリババが北海道の農産物を買い占めている。中国は秋にやってくる大規模飢饉にそなえている。
https://youtu.be/2dyOjxtralI
【中国共産党のポチか】政府、ビジネス渡航解禁を検討 新型コロナ非感染証明が条件
2020年05月16日(土)
https://ameblo.jp/yamatokokoro500/entry-12597414223.html
『中国などへの渡航を容認する方向で検討に入った』だって?⇒公表時期を打ち合わせするだけで「既に決定済み」なん蛇内科猫~。「日本政府」って誰のこと? 「日本経団連」も実体不明瞭な「日本政府」も「中国共産党」に急所を掴まれちゃってる噴霧気。
中国、コロナのどさくさに暴挙…「覇権拡大」が早くも始まった
2020年05月15日(金
https://ameblo.jp/yamatokokoro500/entry-12597199842.html
世界が新型コロナウイルスの感染拡大防止に追われる間隙を突いて、中国が覇権拡大を目指す動きを活発化している。尖閣諸島周辺の領海では、中国海警局の公船が日本の漁船を追尾した。日本は、どう対応すべきか。
・2020/05/21追記:
【日本復喝!】「反スパイ法」施行以後、中国当局の暴走が止まらない…日本人や在留中国人の身柄拘束 (1/2ページ)
2020.5.21
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200521/for2005210001-n1.html
中国当局の暴走が止まらない。2014年の「反スパイ法」施行以後、拉致同然に身柄を拘束する「日本人狩り」に加え、日本に関係する自国民(中国人)をもターゲットに拘束に及んでいるのだ。
・2020,6,5追記:
東シナ海で日中激突!! 5月10日中国海警局の公船が、尖閣諸島の日本の領海内で丹保辺漁船を追尾し
2020-06-05 00:26:43
https://ameblo.jp/zeusu69/entry-12601916875.html