貼り付け開始
Newsweek
中国ワインは砂漠から世界へ ----------------------------------------------------------------
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/2019/07/post-7.php 2019年07月05日(金)17時10分
寧夏は今やゴールドラッシュを彷彿させる開拓者であふれている
< 抜粋 >
昼近くになっても、中国内陸部の広大な平原はやや肌寒い。
辺りに漂う霧の間から見える山脈は絶景だ。秋はブドウの収穫が真っ盛り。
イスラム教徒の地、寧夏回族自治区の銀川郊外。
中国の寧夏回族自治区・銀川市にある「シルバーハイツ」ワイナリーの
ブドウ畑で雑草を駆除するために放牧されるヤギ
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/assets_c/2019/06/ppwine01-thumb-720xauto-161784.jpg 20年以上前には貧農が寄り添っていた砂漠地帯が、今ではワインの新天地になった。
子供の頃、砂漠で遊んだというレン・ヤンリンは
フランスのワインメーカー、ペルノ・リカールで働く。
彼女は中国にワイン革命をもたらした1人だ。
寧夏には現在、4万ヘクタール以上のブドウ畑と199の醸造所があり、
ビンテージワインを中心に年10万本近く生産している。
中国地図:寧夏回族自治区
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/ppwine-map.jpg 寧夏ワインは既にいくつかの国際的な賞を受賞しており、
欧米や中東のドバイ、香港など一流のレストランでも味わえる。
80年代に中国ワイン革命が始まった当時は、あまり前途有望とは言えなかった。
地元のブドウを使った赤ワインはアルコール度数の高い超辛口で、どす黒いが風味はなかった。
その後数十年間、砂漠を土壌改良し、
ヨーロッパから輸入したブドウの木を植え、黄河から水を引いてきた。
当局は研究のための奨学金を提供し、ワイン農家に土地を安く提供し、
外国人コンサルタントを雇い始めた。
特に07年頃から急成長し、今では寧夏で石炭に次ぐ主要産業となった。
「 前代未聞の進歩だ 」と、12年以来寧夏で働く
スペイン人ワイン学者のホセ・エルナンデス・ゴンサレスは言う。
中国のいくつかのワイン産地の中でも、寧夏は豊かな土壌と標高の高さに恵まれている。
日照時間が長く降水量が少ないことから、農薬もあまり必要としない。
カベルネ・ソービニヨンを主体に、生産量の約9割を赤ワインに特化している。
ワイン産業の歴史が浅く、ほとんどのブドウの木は20年もたっていないことを考えると、
品質の高さに驚かされる。複雑さや骨格に欠けるが、
その果実味や新鮮さ、そしてミネラル感は抜群だ。
寧夏は今やゴールドラッシュを彷彿させる開拓者にあふれている。
資金はないが熱心なワイン愛好家によるトタン造りの醸造所もあれば、
フランス風の壮麗なシャトーもある。
広大なブドウ畑に囲まれた「シャトー・チャンユー・モーザーXV」は
総工費7000万ユーロのおとぎの城だ。
中国の最大手家電メーカー・美的集団が総工費2800万ドルで建設したシャトー
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/ppwine04.jpg 1200ヘクタール以上のワイン畑を持つ「ピジョンヒル」ワイナリーの発酵槽
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/ppwine07.jpg 賀蘭山一帯の振興のため寧夏の生産地帯と首都北京を結ぶ「ワイン電車」(北京)
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/ppwine10.jpg 「ピジョンヒル」ワイナリーの中にある仏教寺院と風力発電用のタービン
https://www.newsweekjapan.jp/picture_power/ppwine11.jpgワインは、ど~もイタリア・ギリシャ・レバノン・ポルトガルしか
飲む気がしないが。。。。。。
(^o^)ゞ
原産地はコーカサス南麓だ!
つまりアルメニア。
そう云えば、アルメニア・ワインってまだ飲んだことなかったなぁ。。。。
関連情報
< newsNueq-1957:
ヌーベル四川キュイジーヌ >
※ この中で横浜の四川料理:京華樓を紹介したが、
昨今の「 シビレブーム 」でにわかにクローズアップされてきたようだ。
長らく小薇( シャウ・ウェイ )さんのレシピのファンだったが、
http://blog.livedoor.jp/xiaowei/archives/51787430.html 先日シャウ・ウェイさん他で、シビレ・レシピ本が2冊リリースされた。
その中の一冊の対談に、重慶では目まぐるしくお店が入れ替わり、
新しい斬新なメニューが登場してるとか。
中国大河ドラマ「 則天武后 」を観ていたが、
ヒロインの賀蘭心児の「 賀蘭 」って、寧夏の地名だったのか!?
なるほど、、、、、匈奴系の女って、最初から名が語ってたわけだ。。。(^o^)ゞ
中国の大河ドラマを観てると、中国人のメンタリティーがよく判る。
やはり日本の大河ドラマとは一味違う。
日本の大河ドラマで中国に一番近い線は「 真田幸村 」だろうか。。。。?
権謀術策縦横無尽!
※ あれ!?
「 トマト缶の黒い真実 」、、、、まだ newsNueq で書いてなかったみたいだ。。。
これはウィグル中心のお話。。。。
nueq
貼り付け終わり、ニュークさん解説。
>4万ヘクタール以上のブドウ畑と199の醸造所があり、ビンテージワインを中心に年10万本近く生産している。
・さすが大陸だ(=・ω・=)にゃ~♥
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