昔,光合成細菌を培養する水槽の片隅に夜光ラジウムを投げ入れたことがある.
投入した瞬間,水槽内の光合成細菌がラジウムに向かって一斉に泳ぎ寄る姿こそ
見えなかったが,異様な水流というか気配は感じられたのである.
実際,数時間後,ラジウム粉に向かう光合成細菌の軌跡がガラス面に出来ていた.
『光合成細菌で環境保善』(小林達治).この本は今も光合成細菌を学ぶ基礎文献
だが,光合成細菌が鞭毛を回転させて泳ぐメカニズムを見事に説明している.
その後,大阪大学大学院生命機能研究科の難波啓一教授が,細菌べん毛のナゾ,
すなわち水素イオンと蛋白質の揺らぎで動く高効率モーターであることを証明した.
なんと! 光合成細菌は「高効率スクリュー付きの超分子ナノマシン」であったのだ.
泳げ!光合成細菌.肺のなかを泳げ! 放射性物質に向かって泳げ!
Author:タマいち
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