歯科矯正いつ始める?
今回も最後のご奉仕の歯科の話題
お子さんの矯正治療については矯正医の
先生の方針によって結構意見が
異なったりします♪
例えば・・・
・永久歯が萌出するまで待ちましょう
・早ければ早いうちに!乳歯のうちに!
まあ色々な意見があると思います
私が考える矯正治療の時期は
上下の前歯が4本ずつと
6歳臼歯が生えた時期が
始めどきかと思います
その理由は・・・
・抜歯矯正をする確率が低くなる
・成長期にあるから術後安定しやすい
・仕上げ矯正(ワイヤー矯正)を
する確率が低くなると
・コストが抑えられる可能性が高い
写真で見せるね
以下の症例も上下の前歯4本ずつと
6歳臼歯が生え始める頃に
矯正を始めました♪〜
永久歯の交換時期は結構個人差があるので、
年齢では一概には決められない部分もあります♪
この症例の患者さんは10歳8ヶ月とちょっと
遅めでした
以下の成長曲線を見てください。
左が一般的な成長曲線。
右は一般的な成長曲線と
神経型(頭の成長)と
上アゴと下アゴの成長曲線を
重ね合わせました♪
で、上のアゴは頭に近いので成長が
神経型(頭の成長)に近いカーブを
下のアゴは一般型に近い成長カーブを
描きます。
なので、上下のアゴのスパート時期が
若干異なり上アゴの方が早く成長が
完了してしまいます。
ですから矯正に着手する時期は
上アゴの成長が完了してしまう
1年くらい前に開始するのが
良い時期だと思われます
一般的にはだいたい9歳くらいからかな〜
9歳くらいには大体上下の前歯4本ずつが
生え変わる時期なので、その頃
矯正を考えると良いと思われます。
矯正治療いつ始める?例外編
×エゴの存在感
もうすぐ閉院と言う事で
現在慌てて皆様に
何か少しでも役立つ情報になれば
そう思って、歯科関連の情報を
シェアしています。
あはは〜エゴはどこまで行っても
自分の存在感をアピールしますわね〜
まあ許してちょ!!
さて、昨日の記事で矯正治療を
いつ始めたら良いかについて
ご紹介しました。
詳しくはそちらの記事を参考に
していただきたいのですが、
基本的には上アゴの成長が
ほぼ完了する1年くらい前の
9歳代くらいのスタートが
良いのではないか?と、
ともりんは考えております。
口腔内の状態としては上下の前歯が
それぞれ4本ずつ生え変わったくらいです
しかしながら、ちょっとした例外もあります。
それは、以下の症例のように下顎が左右にずれて
上下のアゴが真ん中のラインから外れている場合
こうしたケースでは、なるべく早期にアゴの
ずれを戻してあげたほうが良いと思われる。
そうしないと、将来的にアゴの骨の長さが
左右で変わって顔が曲がって成長して
しまう事があるからです
ですから、以下の症例では乳歯列の時に
治療を始めました
以下の症例では初診の時には
少しアゴのずれがもう出始めていて
お顔の傾きもありましたが、
治療でだいぶ正中が合ってきました
それではまた
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