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人生は死ぬまでの暇つぶし  自然にその日を迎えるまで、サバイバル(健康・経済・社会情勢・天変地異・・・)  真実、真相、本質、一を知りたい

★自分で病気が治せるのが『分子栄養学:三石理論』  その3

☆敬愛する物理学者の三石巌氏が「分子生物学」を基に創設した『分子栄養学:三石理論』は従来の医学に基づくものではないので、多くの部分がお医者さんの云うことと違ってます。
☆分子栄養学(三石理論)は自分自身で治病や予防ができる優れものです。百年後にも通用する栄養学です。大事な人には是非知って貰いたい。選択肢の一つに加えて貰いたいので、ご紹介しています。


 ~杉原さんのケロイド治療において「タンパク質とビタミン」の補給が提示されたところで、話を先に進めます。

三石巌著 祥伝社黄金文庫『医学常識はウソだらけ』650円 (税込価格) より

ガンや病気の真因は『活性酸素』にあり~病気は電子のやり取りだ

老化や病気の元凶は活性酸素
 すでに述べたように、体内ではDNAの指令に従ってフィードバックが行なわれている。~フィードバックが常に上手くいっていれば、歳を取っても皮膚が汚くなることはないし、臓器の機能が低下することもない。

 しかし、現実はそう簡単ではない。タンパク質を作るのに必要なアミノ酸とビタミンを十分に摂取していても、老化や病気は起こってしまう。人間が生きて活動していると必然的に、極めてタチの悪い物質が体内に発生してしまうからである。それが発生することは、どんなに健康な肉体でも避けられない。正常に操業している工場からでも、必然的に産業廃棄物が生まれるようなものである。
 この迷惑極まりない物質を「活性酸素」と呼ぶ。ここ数年来、現代人の健康を考える上でのキーワードになっているものだから、その名前を耳にした事のある人も多いことだろう。実はこの活性酸素こそ、あらゆる老化や病気を人体にもたらす、元凶だと云っていい。

 どうして生きて活動しているだけで、そんなにタチの悪いものが発生するのか、疑問に思うのも当然だが、それは生体の活動には必ずエネルギーが必要になるからである。活性酸素はエネルギーを作る過程で必然的に発生するわけで、ここで、その仕組みを簡単に説明しておこう。

 手足をうごかすのは勿論、食べ物を消化したり、細胞を作り替えたりする作業も、エネルギーが無いとできない。睡眠中でさえ心臓は動いているわけだから、私たちは常にエネルギーを作っては消費するという作業を繰り返している。

 そのエネルギーを作る工場が、ミトコンドリアという小器官だ。ミトコンドリアはソーセージのような形のもので、一つの細胞に平均1000個もある。ここでブドウ糖や脂肪酸が燃やされて、エネルギーが作られる。ミトコンドリアは、ブドウ糖や脂肪酸を効率良く燃やすために、大量の酸素を使う。その酸素のうち最低2%が、活性酸素に変身してしまうと計算される。体内では常にエネルギーが作られているわけだから、活性酸素も常に発生していることになる。

活性酸素は細胞の『電子ドロボー』である  

 では、活性酸素は体内でどんな悪さを働くのか。手っ取り早く言えば、人間の味方だった酸素は、活性酸素に姿を変えたとたんに、「電子ドロボー」という悪者になってしまうのである。

 誰でも理科の時間に習っているはずだから、ちょっと思い出して貰いたい。あらゆる物質は、分子の集まりである。さらに一つ一つの分子は、いくつかの原子の集まりである。その原子を見ると、原子核の周りをいくつかの電子が回っている事がわかる。ここまでは誰でも知っていることだろう。

 さらに、ここでミクロの世界のルールを覚えてもらいたい。
電子は原子核を中心にした一定の軌道の中にしか、存在を許されない。さらに、一つの軌道には2個の電子しか入れないというのが、ルールだ。また電子は、一つの軌道から他の軌道へと飛び移ったり、一番外側の軌道にいる電子は他の原子と、やりとりされたり、共有されたりすることや、それによって、分子が作られる事等が、近代物理学によって明らかにされている。これはミクロの世界の掟だから、文句は付けられない。

 軌道に電子が一つしかない場合、もう一個の電子を取り込もうとする性質がある。これが酸素の酸化力にほかならない。大気中では、酸素原子が2個結合した酸素分子として存在している。この形では、酸化力はさほど大きくない。けれども、体内で酸素が利用されるときには、酸素の電子配置が色々と変化する。それによって、酸化力が強くなり、ルール通りの電子のやりとりなどそっちのけで、強引に他から電子を奪おうとする。これが、活性酸素の正体である。活性酸素の酸化力が必要もないのに、発揮され、体内で悪行を働いてしまうのだ。『電子ドロボー』と呼ぶ理由もお分かりだろう。

活性酸素は「人生の伴走者」

 電子泥棒の被害者は、体内に有るタンパク質や脂質の分子である。ときには遺伝子が狙われる。電子を一つ横取りされたために、その分子の構造が変わり、本来の働きが出来なくなってしまう。その結果、老化や病気が起こるのである。

 活性酸素という言葉を聞くと、なんとなく人間を「活性化」してくれる正義の味方の様な印象を抱くかもしれない。だが現実はまったくの逆。酸素の「活性」とは、酸化力のことである。鉄が錆びたり、古い油が黒くなるのも酸素の酸化力が原因だ。

 酸化を化学の言葉で言うなら「他の原子や分子から電子を奪い取ること」である。よそから電子を奪い取る力、つまり酸化させる力が強いほど、活性の強い酸素という事になる。鉄が錆びるのと同じように、体内のタンパク質や脂質も活性酸素のせいで酸化してしまい、変質するのである。

 酸素が体に害を与えると云われても、にわかには納得できないだろう。事実、私たちは酸素がなければ生きてゆけない。その酸素が一方で悪事を働くというのは、大いなる矛盾である。

 しかし、私たちは、その矛盾と上手く付き合いながら生きてゆくしかない。
それに、電子ドロボウーも場合によっては役に立つ。例えば、細菌やウイルスのような悪者も、電子を奪われると死んでしまう。この時ばかりは、活性酸素も役に立つ。また、排卵や受精などの活動も活性酸素に電子を抜き取って貰わないと上手くいかないようだ。

 いずれにしても、活性酸素は私たちの人生の伴走者である。
迷惑な事のほうが多い伴走者には違いないが、生きるために酸素が必要で有る以上、活性酸素だけを切り捨てる事は出来ない。大暴れしないように何とかなだめながら、この必要悪的存在と良好な関係を続けて行くしかないのである。

 活性酸素は、発生すれば必ず電子ドロボーを働くから、それを食い止めることは出来ない。だが、その悪事が健康に悪影響を及ぼさないようにすることは出来る。DNAやタンパク質が電子を奪われないよう、代わりに活性酸素に電子を差し出す物質を体内に置いておけば良いのである。

 その「身代わり」役が、掃除屋「スカベンジャー」である。
活性酸素は、電子を一つだけ盗めば満足してくれる。それ以上は盗みを働こうとはしない。だからスカベンジャーが素直に電子を渡して、活性酸素をなだめる様にしておけば、老化の進行を遅くし、病気を防ぐ事が出来るわけである。
     
                           この項、転載終わり




 これまでの説明で、分子栄養学(三石理論)の役者が全部揃いました。
「タンパク質」「ビタミン」「スカベンジャー」、この3本柱が、健康自主管理の主役です。

明日から「親がガンで死んだから、自分も・・・・・・・」のお話にはいりましょう。



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