NEW ! テーマ:何気ない思い 今回の13日~15日の「新井先生と飯山先生の講演会」では、
総勢70人を超えるたくさんのギャラリーと絶対に世間では聞けない話を聞くことで
大変盛り上がったなか終了することになりました。
そもそもこの討論会の目的は、
「日本という国ができたことについての歴史をお互いの意見を語り合う」という感じでした。
飯山説は→百済が日本という国がありますと唐に報告を行った書類が日本書紀である。
一方、新井説は→日本書紀と古事記に書かれている文面によればこうである。
お互いの考える点が全く違うので、違う話を聞いているようでした!
新井先生が毎日2時間以上もかけて、
「○○年に何があってこの背景で○○年に何があった」と自信満々で話をしていたのに
飯山先生に話が変わるとまず
「新井先生はテキストで話をしているが私はコンテキストで話をする。
なぜ、この書類は作られたのかという問いに対しあなたは、空想や後付けでの答えにしかなっていない。」
と新井先生が2時間かけてしゃべったことを打ち崩していました。
初日は、そこから少し言い合いになっていましたが、最終日になるとお互い諦めていました。
簡単に言うと
テキストとは・・・書類のなかで読み取っていく学問で
コンテキストとは・・・時代の背景や環境や情勢などを踏まえて考えること
みたいな感じです。
お互いに違う観点で物事を見ることでこんなにも意見が合わないのかと思いました。
「古事記」「日本書紀」については最後まで話が合わなかったと思います(笑)
自分的には飯山説のほうが、納得する部分が多かったと思いました。
ただ、ギャラリーそれぞれの感じ方は違うのでみんなそれぞれで意見を持ったのではないかと思いました。