太陽が創造され、諸惑星が誕生するまでのことを、このブログでたどってきました。
そして、この創造の根本となるものは、「オイラーの等式」と「マツイの等式」とを対応させて、複素空間の本質に迫ったことでした。
しかし、ここまで来ても現代の我々人類が認識している3次元の世界には到達していません。それには、虚数という最大の関門が控えているからなのです。それ でも、太陽系の惑星が生まれたことで、後は振動数(次元の認識)に対する、私たち人類の取り組み方が要求されてきます。
それでは、ここまでの過程を閲覧できるように並べた図表を見てください。この図では、9枚の図にA図からI図までの符号を打っています。これに従って、ここまでの行程がいかに特殊なことであったのかを、もう一度まとめて簡単に振り返ってみましょう。
図1:複素空間から実数空間までの流れ
この3次元宇宙を複素空間を通して考えてみようと思ったのは、「オイラーの等式」を初めて見た時からでした。それから40年も経ってしまいました。自然を眺めては空間を思い、物理学に触れては数学の式を思い浮かべていました。
こんな時に私に転機が訪れたのです。それが生死をかけた病気でした。私はこの時、今までのんきに過ごしてきた私のこれまでの人生に対して、人(ひと)とし ての大きな「カケ」をしたのです。その賭が今回の「マツイの等式」だったのです。この「ガンとの戦い」に勝利(根治)したことで、私の長年の思いに火 (霊)が付いたようです。
「マツイの等式」に関しては以前から解ってはいたのですが、それを「オイラーの等式」と融合させる方法がなかなか見つかりませんでした。当然、二つのトーラス(A図)に関することは予測できていたのですが、そのトーラスがA図に見られるようにきっちりと接続され ていましたので、これを切り離すことが出来ませんでした。
私は、今まで二つの
トーラスを「同じモノ」としてしか空間認識していなかったことに気が付いたのです。
このことが解ったことで、後は今までのつっかい棒が一気に外れたかのように、理解が進んでいきました。最初に思い浮かんだことは、今まで役に立つのかどう かさえ解からず、そのままにしていた「マツイの等式」が、複素平面を中心として考えた時の一つのトーラスに相当することに気付いたのです。
すると、私が寝ている時にも図1に描かれているような図形が頭の中を踊り回っていたのです。
「このままでは起きた時に忘れてしまう」
と、夢の中の自分に語りかけている自分がいましたので、その声に従い、眠りから目を醒ましました。
この後は、自問自答の繰り返しをしていくことで、いままでの十数回にわたるここのブログでの書き込みとして伝えてきています。
さっき、A図については先ほど書きましたので次はB図についてです。A図が垂直に接しているため、接している部分を切断したものがB図です。
この切断を通して気付いたことは、今まで二つのトーラスを一つの物体として見ていたのですが、実は二つのそれぞれが異なった、すなはち、実数平面中心の複素球体と虚数平面中心の複素球体であったということです。
この球体という概念に到達すると、今度は二つの球体を合体させるとどうなってしまうのだろうかということです。
そこで考えついたことが、実軸を合わせることで二つの球体を合体させることが可能になるということでした。それがD図、「マツイの宇宙図」なのですが、立体的に理解しにくいのでは、ということでC図を挿入しました。
ここまで来ましたが3次元の空間までには、まだまだほど遠いようです。そこで、今度はD図を上から眺めてみました。すると、45°の角度にⅠ・Ⅳと②・③ の2種類の領域が同一円上に入るではありませんか。これがE図(Ⅰ・Ⅳだけをぬき出している)になっています。このE図を立体的にしたものがF図(上下の 正四面体を入れている)となります。
さて、残るは、F図の上の領域と下の領域の統合ということになります。これもF図を立体的に眺める と解るのですが、今度は両方の領域の立体を中心(この場合は実軸)に移動させることで、G図(マカバ)が出来上がります。このG図に八面体を入れたものが H図(マカバの中に八面体を入れている)です。
このH図では、今までの虚数軸が消滅して、z軸と置き換わった3次元空間として認識出来ます。
そうなると、マカバに対しての立方体と、正八面体に対する球が今後の展開に関係するはずです。マカバは精神構造、そして正八面体は空間構造として、今後の太陽系や、やがて出現する人類の覚醒には欠かせないものとなるはずです。
今回は、これで終了しますが、3次元を認識するための空間は準備されています。しかし、本当はこの空間が準備された理由の方に注目しなければなりません。
「どうして、この空間の地球という惑星に人類が生まれて来たのか?」
*40年の熟成の時を経て、生み出された「マツイの宇宙」・・・マカバは精神構造、そして正八面体は空間構造として、今後の太陽系や、やがて出現する人類の覚醒には欠かせないものとなるはずです。