田母神俊雄は潔く説明責任を果たせ!
私は7年ほど前、『田母神俊雄前航空幕僚長を,即刻,逮捕せよ!』
という一文を投稿したことがある。
この一文は後刻さがし出し、本サイトに再録したい。
ところで今、私は、『田母神俊雄君、何故に貴君は逃げている?』 という一文を書きたいがー、田母神逃亡の理由を、私は、イヤッというほど『テゲテゲ』に書き散らして来たので、いまさら書いてもシャ~ない。(爆)
田母神が逃亡している理由は明々白々で…、今回、湯川遥菜に便宜を図り、湯川遥菜がイスラム国に銃器を携行して侵入し拘束された…、この無謀な諜報活動の重大な責任の一端は、断言する! 田母神俊雄にある。
にもかかわらず、田母神は説明責任を微塵も果たそうとせずに逃げまわり、逃げまわった先から、「テロに屈服するな!」と連呼して、湯川遥菜が殺害されることを望まんばかりの冷酷非情で悪辣な悪文を認めている。
(田母神の悪辣な文章)下に掲載した田母神の無慈悲にして冷酷きわまる悪文は、イスラム国に対する「殺害依頼書」である。
もし、湯川遥菜が生きて帰国し、田母神との関係と経緯(いきさつ)を吐露したら、田母神の社会的生命は死ぬからな。
田母神が「殺害嘆願書」を書いた気持ちは分かる!
…というのが本日の結論。
(飯山一郎)
PS 下の田母神の文章中の下線や赤色文字は、
すべて田母神自身が記入したもの。

2015-01-22 10:43:40
イ スラム国が日本人湯川遥菜さんと後藤健二さんを拉致し72時間以内に身代金2億ドルを支払わなければ殺害すると日本政府に揺さぶりをかけている。安倍総理 はちょうど中東訪問中で、イスラエルからのメッセージで、「人命を盾にとって脅迫することは許しがたいテロ行為であり、強い憤りを覚える。2人の日本人に 危害を加えないよう、直ちに解放するよう強く要求する」と述べた。強い憤りを覚えると言ったことはテロに対する戦いの決意表明であり、これまでの歴代総理 のコメントと比べれば、評価されてもよいのではないかと思う。
日本政府には、
2人の人質を助けるために全力を尽くしてもらいたいが、そのためにイスラム国側に裏で金を渡すようなことがあってはならない。彼らに利益を与えることは絶対に避けるべきだ。
テロとは戦わなければ、今回2人が助かったとしても新たなテロがまた起きてしまう。より多くの人が犠牲になるのである。 昭和52年(1977年)9月28日、パリ発東京行きの日航機が日本赤軍にハイジャックされ、バングラディシュのダッカに強制着陸させられた。乗員乗客百 数十名を人質に取り、日本赤軍は、身代金16億円と監獄に拘留中の日本赤軍9名の釈放を要求した。当時の福田赳夫総理は「人命は地球よりも重い」の名言 (迷言?)を残し、出獄希望の6人の日本赤軍メンバーを釈放し、16億円の追い銭をくれてやった。これによって乗員乗客は無事解放された。しかし北朝鮮が これを見ていた。本事件の1ヵ月半後の11月15日横田めぐみさんが拉致された。そして今、北朝鮮から帰国している曽我さん、蓮池さん、地村さんは、翌昭 和53年に拉致された。さらにその後数百名にも及ぶ多くの日本人が行方不明となった。北朝鮮が、日本は人質を取って脅かせばカネを出すと思ったかもしれな い。
これと対照的な対応をしたのが西ドイツである。ダッカのハイジャック事件の2週間後の10月13日、アフリカのモロッコからスペイン・マル ヨカ島経由で西ドイツのフランクフルト・アム・マインに向かうルフトハンザが、同じようにドイツ赤軍にハイジャックされた。航空機はソマリアのモガディ シュに強制着陸させられた。ドイツは犯人たちと交渉しながら特殊部隊投入の機会を探っていた。そして遂に特殊部隊を投入し犯人4人をすべて射殺した。この とき機長が1名犠牲になったが、その後西ドイツではテロリストたちによって拉致されたドイツ人は1名だけである。これも無事救出した。
日本とドイツのハイジャック事件に対する対応の違いが、その後の日独に対する拉致事件の発生数の違いになっているのではないかと思う。日本では1千名にも及ぶ拉致と思われる行方不明者がいるのに、西ドイツではたったの1名だけなのである。
だからテロには絶対に屈してはならない。 日 本ではマスコミが、安倍総理がイスラエル訪問をしたからテロが起きたとか、軍を投入して救出するとアメリカのように年中テロと対面することになるとか、ま たぞろ何もしないのが一番のような意見がまかり通っている。そのような意見はテロを誘発することに気がつくべきである。日本国民を1人でも拉致したら、犯人を地の果てまで追いかけても殺害するという国家の強い意志が明示されることが必要である。それが日本人に対するテロを未然に抑止するのだ。 (元記事)