BLM肺線維症を治療する唯一の方法は「早期発見と BLMの中止」である。診断法はなく、唯一「聴診によるラ音(バリバリという音)の聴取」が確実であることも知った・・・
第一級資料の宝庫
リー湘南クリニック院長ブログ『異端医師の独り言』さんより転載貼り付けします。 貼り付け開始。
2010年04月13日09:24
☆☆☆★ 四流誌に掲載拒否された不名誉な症例報告カテゴリ 北里研究所病院(港区),基礎医学・臨床医学
ブレオマイシン(BLM)という抗癌剤がある。「肺線維症」(肺が硬くなり呼吸できなくなる)という副作用が有名で、国家試験にもよく出題される。
1991年、北里研究所病院で、多臓器転移のある睾丸(精巣)腫瘍(=多臓器転移があっても治癒する確率が高い)の患者を「標準治療」、BLMを含む多剤併用療法で治療していた。